ほり日和  
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2004年10月27日(水) 試練のとき

相変わらず、新潟は震度6弱の余震が続いてる…。

今更ながら、日本が地震大国であると言うことを思い知らされた。

世界的に類を見ない地震の数、付け加えて一国で持つ活火山の数は

トップクラス。さらにこの小さな島国だ、数に比例して密度も高い。

この日記を書くちょっと前には和歌山でも地震があった。

2日前の日記でも書いたが台風も多い今年。

被害は思った以上に甚大だ。

ただでさえ、台風被害からいまだ復興の目途が立たない兵庫の豊岡。

中越地震の新潟小千谷。政府は並大抵の忙しさじゃないだろう。

そんな所へ、イラクの過激派グループに拉致された香田さん。

あんなに政府がイラク入国を危険だと勧告しているにもかかわらず、

ヨルダン経由で入国し、拉致されてしまった。

そりゃ、助けるのに政府は全力を尽くすだろうが、官房長官が

「あきれて」しまうのも新聞読んでて致し方ないと俺は思った。

しかし、見殺しにはできない。今回の過激派グループは特に危険な

輩らしい。高遠さんらの時とはワケが違う。

高遠さんの時は、現地の人たちの協力があったおかげもある。

それも高遠さんらがイラクの人々に対して行ってきた支援が

あったからに他ならない。高遠さんたちが助かったのは

自ら行ってきた活動が身を助けたのだ。まさに

「天は自ら助くるものを助く」の言葉どおり。



内閣メンバーが入れ替わったのがまだ記憶に新しい昨今、

早くも政府には試練のときが訪れている。

小千谷と豊岡の迅速な支援・復興。

小千谷や豊岡だけではない。台風被害を受けている地域は

他にもっとある。地震も小千谷だけじゃなく長岡をはじめ、

道路が寸断され脱出不能状態の山古志村などの小さな集落。

地震によって起きた経済的打撃とライフラインの寸断。

そして、イラクの香田さんの救出と。

国内だけでもしなければならないことが山ほどあるうえに

海外にも目を向けなければならない。

新潟・兵庫などに「頑張れ」とエールを送りたいと同時に、

今回ばかりは小泉さんら政府にも「頑張れ!」と言いたい。

本当はエールよりも物資を送ってもらいたいところだろうけど、

俺も行けるものなら、ボランティアで新潟に行きたいよ、マジで。

しかし、俺は家庭で手一杯だ。イヤ、ほんとに。

2004年秋、俺にも試練のときが訪れている。

みんな、がんばれ!!


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