ほり日和 もくじ|昨日|明日
皮膚科に行ってきました。 実は半年前に引越しをした頃から、お尻の臀部に湿疹が出始めて、 こいつが猛烈に痒いんです。 二月ほど前に、我慢できなくて地元の皮膚科に行ったんですが、 予約して行ったにも関わらず、予定時刻から3時間近くも待たされ、 しかもその間に事務や看護婦さんから遅れの理由の説明も何もなく、 やっと自分の番になったと思ったら、担当の先生はろくに患部も見ず、 挙句に「米の食べすぎ」を強調し、とどめとばかりに最後は 自分が薦める北海道産の米を売られそうになりました。 皮膚科なのに…。 ここのあんまりな診察・対応に、怒髪天にきた僕は後日、配達ルートにある 国立名古屋病院の皮膚科に行こうと決心。ただここは、平日午後・土日の 診療をしてないので、うちの社長に頼んで、配達物が少ないときに 仕事抜けて行かせてもらえるように頼んでおいたのです。 で、本日。 配達物が異常に少なくて、行って参りました国立名古屋病院。 国立系は、僕、初診です。 ただ正確には今年の4月から国立系は独立行政法人化したので、正しくは 独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター が現在の正式名称です。 そして今日の診察。 いやぁ〜さすがというべきかこれが当たり前なのか…、 見事。 待ち時間は長かったけど、納得の行く説明を受けました。 結論からいうと、前の皮膚科と同じように「米」が原因の一つであると 考えられると言われました。ただあくまで可能性で、 それを採血検査で調べることができるということです。 どういうことかというと…、 ケツの湿疹は早い話、アトピー性皮膚炎で、原因はハウスダスト・ダニ ・アレルギー性のもの・穀物(米・麦)などなど色々あるんだそうです。 僕は今年の引越し直後にこの症状が出たので先の2つの原因が最も 可能性高く、もちろん他のも否定できなくて、ここに記した以外の 原因ももちろんあると言われました。ただそれはいとも簡単に 調べることができるそうなので、今日は採血だけして帰ってきたのです。 今日の担当の先生は、入念に僕の話を聞いてくださって、 しかもそれに対してこっちが納得いくような説明、つまり インフォームドコンセントがしっかりしてた訳ですが、この間の クサレ医者は「米が原因」の一点張りでこちらの質問にはまったく答えず、 挙句に米を売りつける始末。これで診察代がベラボーだったら 殺しますね(あっさりと)。でも結局何の解決にもならなかったので 無駄金なわけですよ。 昔は、「3分診療」とか言って患者に向かい合う診察時間を短くして 多くの患者を捌くやり方が多かったけど、近年このインフォームド コンセントの重要性が囁かれ、一人の患者に対して患者が納得いくように 向き合う医師が増えてきてるんだそうで。いい事だ。実にいい。 そういう医者が増えてほしいもんです。 今日は薬の処方ももらったんだけど、皮膚炎に悩む方なら一度は耳にした ことがある薬「ステロイド」のことも聞いてみた。 ステロイドは要するに抑制効果の薬なので副作用的に結局、皮膚炎が ぶり返すことが指摘され、一時期なりを潜めてたんだけど、 最近は皮膚学会などで、扱いが正しければ、十分に害のない安全で 使える薬であることが判明したらしい。要するに医者側も ステロイドを扱いきれてなかったわけです。少量で効果抜群、で、 即効性があるので、痒みが引いて少し綺麗になったら、使用をやめる。 「塗り続ける」が暗黙の了解だった時代と違い、過ぎれば何でも毒 という認識がステロイドにも言えたわけです。 今日はおかげで半年間悩み続けた臀部の痒みに一条の光が差し込みました。 院外処方だったのでまだ薬取りに言ってないんですが、明日行きます。 たっぷり納得のいく説明を受け、採血検査のため院内の「中央採血センター」へ。 採血したら会計済ませて帰るだけ。 一件落着。 かと思われた…… だが… 本当の… 血の事件はココから始まる…… まぁなんと言っても俺の人生なんでね。 このほりさとしの日記なんでね(笑)。 このままで済むとは思ってなかったよ。 ある程度何かあるだろうなと予想はついたよ。 でも、あんなことまでは予想外でしたよ(泣)!! さすがの僕も、ちょっと恥ずかしい思いをしました。 このオチはある意味すごいよ。 詳しくは… 後編へ続く 日記のはずなのに「生まれて初めて」の日記前後編スタイルは 明日へと続く…。次回ッ!心臓の弱い人はお控えください(笑)。 中央採血センターで一体何がッ!?ほりの「生まれて初めて」とは?? 内科医の一言「こいつはヤバイな」の真相とは!? 抱腹絶倒の後編は明日ッ!!
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