ほり日和  
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2004年05月27日(木) 海猿 PART2

今日は6月12日公開の映画「海猿」の試写会に行ってきた。

場所は港区のベイシティ。ハッキリ言って遠い・・・。

しかも不便。映画館は最近流行りのアメリカ的な集合映画館。

内装はきれいで席数も多く、広い上に画面もドでかい。

シネマ数も多く。席は指定だから立ち見などない。

メリットもデメリットある。しかし不便は不便。

地下鉄名城線で東海通までいき、そこからバスで寛政町まで。

普段利用しない路線だけに、ただそれだけで至極不便に感じる。



以前、この日記で漫画「海猿」の話をしたけど、つまりはその劇場版が

今日見た映画である。去年から期待してたので試写会が当った時は

そりゃもう、嬉しかったですよ〜。

NHKでもTOKIOの国分太一主演でドラマ化されたりもした、

話題中の話題作である。主演は伊藤英明、加藤あい。

ともに東海地方出身の若手俳優である。



まだ公開前なので細かいことは言えないけれど、イイ!

これはいい映画です。最近邦画の質は確実によくなってきている。

とにかく熱いッ!!俺はこういう映画が好きです。

原作である漫画「海猿」の3巻か4巻に収録してある「潜水士編」を

抜粋して作られたのが本作だ。原作を読んで知っている人には

「えっ?」と思われるところもある。原作とは少し話が異なるのだ。



原作が小説や漫画だったものが実写化されると、得てして内容が

変わることが多々ある。それを良しとしない人も少なくない。

実は僕もその一人で、かつてSMAPの草薙主演で実写ドラマ化された

「いいひと。」はその最たる作品だ。あれはもう原作とまったく違う。

かなり期待してたのに第1話をみて怒り狂い、もうその先は

見なかった。草薙君やほかの出演者が悪いわけじゃない。

あの作品は原作者である人も大いにご立腹されたそうで、

連載もそれがひとつの原因として終わってしまった。

かと言って、原作通りに実写化するのは実は難しい。

ドラマの場合、連ドラなら全10〜12話で完結せねばならない。

また映画は長く見積もっても3時間が限度である。

しょうがないといえばしょうがない。


さて今回の海猿はどうか?

実は僕も気になるところはあったが、終わってみれば号泣してた。

つまりいいのである。原作は原作、劇場版は劇場版である。

確かに原作と変えた結果、失敗するもあるがそこは結果論。

この作品はそういうことを一切気にせず楽しめる作品であると断言しよう。



それと実は、今日の試写会で驚くべきことが起こった。

な、なんと!主演俳優の伊藤英明と加藤あい、さらに監督さんまでが

舞台挨拶に現れたのだ。

全国規模の劇場公開作品で、主演俳優が”名古屋”で舞台挨拶を

行うのは珍しい。実際僕も過去何度か試写会に行ったけど、役者が

登場したのは今回が初めて。疑問だったのが、名駅あたりの映画館に

来るなら役者も新幹線降りてすぐだから楽なのに、

なしてこんな辺鄙な場所の映画館の試写会に来たのか?

とにかく、観に来た客は舞台挨拶があるとは何も聞いておらず、

ビックリ企画だったそうで、司会者が名前を挙げたとたん、

割れんばかりの歓声、どよめき。お三方の登場で会場のボルテージは

一気に最高潮にッ!!いや〜いい試写会でした。

伊藤さんはマジでカッコよかったッス!!



伊藤さんいわく、本当に面白いので今日観ていいなと思った人は

10人でも100人でも10000人でもいいから広げてください!とのこと。

わかってますよ、伊藤さん。任せときッ!!

てなわけで、もうすぐ公開「海猿」。今から要チェックです!!


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