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| 2003年11月21日(金) | 幸せであるように |
もう前のようなペースで書けないなぁ、日記。
誰よりも俺が悲しい。
稽古場日記も滞ってるし。
ふぅ。
さてさて、金曜日ですね。今週ももう終わり。
ここのところある事件が連発して起こってます。
今週だけで俺は４〜５件の同様事件を新聞で見ます。
もうどーなってんだか世の中。。。
本当に悲しい。
『無差別テロ』ね。
毎日毎日、テロの記事。しかも全部場所が違う。
被害を受けた国も違い、人種もさまざま。
今日も夕刊で日本人を含む記者団が宿泊する
ホテルにロケット弾が打ち込まれるというニュース。
昨日はトルコにあるイギリス領事館。
彼らがいったい何をしたというの？
そんなある日突然、悪意なき非道なる仕打ちを受け、
命を奪われる。こんな悲しいことってない。
殺人ももちろん悪いことだけど、テロはその域を越えてる。
悪意なきとさっき言ったのは、行為は「悪」なんだけど、
「理由とそれ自体に正義がない」っていう意味ね。
やってることは悪だよ。ただ犯行をしている本人に
「悪」という自覚がないこの世で最悪の「悪意」。
彼らのやっていることは、世界のためじゃない。
ましてや平和なんて欠片もない。
人が無意識のうちにアリを踏んでしまうのと同じ。
仮に目標の人であれ、建物であれ、
それを壊すことに無関係な人々を巻き込むことを厭わない
冷血さ、非情さ、非道さ、残虐さ。
毎日毎日起きるテロに「なぜ？」という疑問を抱かずには
いられない。そしてそれを大胆にも局を通じて
「我々がやった」と犯行を認める不敵さ。
数日前の新聞で東京が標的にされてるという記事を目にした。
一時期のように彼らはテロの場所を選ばなくなった。
もはや日本も本当の意味で安全ではないかもしれない。
それにしても悲しい。
幸せであるように、健やかであるように、
そういう日が少しでも長く長く続いていくように、
ただただ、祈るばかりだ。
