ほり日和  
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2003年11月09日(日) 選挙に行こう!

今日は選挙日。

ここでカミングアウトするが、ほりさとしは

選挙権をもらった二十歳の頃から一度も投票に行ってないという非国民。

今回こそ行こう!と心に決めていたのだが、

いざいかんと新聞を広げ候補者を見るが…



魅力ある人が一人もいない。



こいつは問題だ。

だって誰も彼も同じような理想論並べるばかりで、

しかも具体的じゃない。本当にそうしてくれるのか

疑わしい人たちばかり。

「名古屋・ふるさとに潤いを」

「税金の無駄使い撤廃」

「消費税廃止」

こんな公約を今まで守れた議員が何人いる?

答えはゼロである。

結局今回も投票拒否。

過去には魅力ある人がいて投票行こうと思ったが、

投票日に仕事。不在者投票も行く暇ができず、無理。

今日は稽古休みも重なって初の投票に行けると信じたが、

どれもこれも日本を担う人には見えず、かといって

適当に「この人」と投票するわけにもいかず、またしても投票を逃す。



昨日、

僕の住んでる選挙区の候補者が星が丘で演説してて、

しばらく聞いてたのだけど、こいつも

「税金の無駄使いを止めさせ、地元を潤すように」

というばかりで、演説に心が感じられず、

さらに具体的にどう無駄使いを止めさせるのかというプランが

見えず、「こいつはダメだな。」と思わせるばかりで

魅力なし。今夜の結果見たらそいつが確定してたけど、

実際どこまで頑張れるか。ため息が出るばかり。

以前、

民主党に所属してて上の意向に逆らったという理由で、

民主党を首になった議員がいた。

その人は、議会に参加するだけで貰えるという、言わば感謝金のような

給料を拒否するというのを公約としていた。

実際その人は拒否し続けたのだが、議会が「もらってくれなきゃ困る」と

再三渡そうとし続け、それに困った党が上の意見を聞かないという理由で

首にしてしまった。その人は今は無所属である。



この人の話を聞いたとき俺はこの人なら信用できると思った。

この人の公約はもっと大きな目から見たら、ひどく小さな小事に

過ぎないかもしれない。しかし、小事だろうと万事だろうと

「約束を守る」という事は信用に繋がる。信用は

政治家にとっても一般人にとっても、もっとも大事なこと。

議会参加による感謝金はいわば税金、そして無駄金。

それを拒否するということはなかなかできないものである。

しかしその人は約束を守ろうとして所属する党を追放になった。

それ以来民主党は嫌いである。

こういう人間こそ上に立つべきである。任せられる。



そういう魅力ある政治家ってもういないのかなぁと

今回の選挙を見て思った。


ほりさとし |MAILHomePage

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