ほり日和  
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2003年10月04日(土) 君が教えてくれるもの

朝の冷え込みがグッと身に沁みる様になってきました。

もうすっかり秋。今年は去年と違い、秋を満喫中♪

おいしいもの食べたり、おいしいもの食べたり、

おいしいもの食べたり。

・・・。

全部食べ物だ(笑)。

いや、他にもあるぞぉ〜。

読書は相変わらず続行中。今読んでいるのは「世界の中心で愛を叫ぶ」。

そして、今まであんまり関心のなかった「おしゃれ」に目覚めました。

買った服が結果、俺に「オシャレ」な印象を与えるかどうかは別として。

今欲しい服があります。カーディガン。う〜ん、何故かすごく欲しい。

あとはペインターパンツ。今まで履いていたやつがそろそろ寿命なのだ。

とりあえず、ほりさとし式「オシャレな秋」の手始めに、

今日髪を切ってきました。ついでにそろそろ伸びてきてできるかな?と

思って、パーマもかけました。今俺の髪はチリチリです(笑)。



僕の髪を手掛けてくれたのは、中学時代の同級生。

以前に10年振りに再会して入院していた女の子の事を書いたけど、

その人のことです。彼女は8月中旬無事退院し、仕事に復帰。

本職は美容師です。

彼女は何かと僕と因縁の相手で、ぶっちゃけ中学時代の片想いの相手。

僕の一方的な片思いでしたが。

ちょうど髪を切ってもらっている間、そんな話になった。

もう随分遠い昔の話のようだ。10年は長いね。

卒業間際に、僕のその片想いはまだ桜も咲いてもないのに

見事に散ってしまい、今またその人と再会をして、今度は髪を

切ってもらってるという。実は生まれて初めて告白した人。

不思議な縁だ。鏡越しに見える風景は、ちょっぴり10年の重みを感じさせる。

髪を切られてるときも、パーマをかけられているときも、

タバコを吸って休憩してるときも、不思議であたたかい空気に

包まれたような穏やかな気持ちだった。嬉しい気持ちだった。

ただそれが昔のような恋心ではないことだけは確かだった。お互いに。

10年経って、お互い知らない道を歩いてきた。

けれどあのころと何ひとつ彼女は変わっていないのがうれしかった。



最後に彼女はヘアワックスの塗り方を教えてくれた。

今まで僕が知らなかったこと。

それが、とても些細なことだけど、10年経った僕らの

大きな違いのように感じたのだ。

そして最後に僕は来年のミュージカルに出演するから観に来てねと誘った。

これも彼女からすれば10年経って変わった僕なんだろう。

お互い、これからも歩む道は違う。

だけどお互い、頑張ろうな。


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