ほり日和
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2002年06月04日(火) |
走れ!ケッタマシン。 |
本日は夕方から映画の試写会。 4月に出演したミュージカルで、主役を務めていた 中学生・五味君が出演してるのでその映画を 同じくミュージカルの共演者のみんなと観に行く。 残念ながら当の五味君は中学校の林間学校と克ち合わせ になり、お休み。
作品は「走れケッタマシン」。長野のミュージカル劇団 「ふるさとキャラバン」の映画制作第一弾である。 五味君は中学一年の夏休みに参加。オーディションで受かった らしい。役は主人公の男の子の不良仲間である。
ここで一つ説明を。そもそも「ケッタマシン」とは何か? 「ケッタ」とは名古屋弁で自転車の事である。人によっては 「ケッタマシン」ともいう。つまり「走れ自転車」という わけだ。
出演者は他に新山千春、上條恒彦等、有名俳優も名を連ね、 結構本格的なんだとちょっと驚いた。
この映画は実はちょっとした演出が僕を笑わせてくれた。 「ふるさとキャラバン」はミュージカルを主体とした演劇を する劇団だ。そこが映画を撮るということは「ミュージカル 映画」なのではないか?と開演前に友達としゃべっていた。 しかし友達は「まさか?」と言っていたのだがその「まさか ?」という予感が的中した。 いわゆるディズニーや一世を風靡したインドの「マサラムー ビー」の代表作「ムトゥ」のように突如みんなが歌い、踊り 出すシーンが盛り込まれていたのだ。 今まで邦画でそんな演出の映画は見たことないのでちょっと 新鮮だった。
しかし五味君は役が不良仲間だったのだが、 彼は眼鏡をかけて背もそんなに高くない。傍目から見たら 秀才君に見える彼。・・・どっからどう見てもメンバーから 浮いていた。そんなどっから見ても秀才君なのに不良の彼の 爆笑のセリフが今でも忘れられない。
「ちくしょー、ムカツクぜ!」
このセリフをきっかけに突如踊りだす不良仲間達。 一体何にむかついていたんだろう?
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