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ゲド見ました - 2006年08月09日(水)

「ゲド戦記」見てきましたよー。
正直なところを申しますと、本編よりも帰宅後に見た、
監督・宮崎吾朗氏の「監督日誌」のほうが面白かった。
父・宮崎駿に対する愛憎っぷりにはぐっと来ますよ。
それと「“ある人生”と“する人生”」の
数回に渡るくだりには考えさせられました。
http://www.ghibli.jp/ged_02/20director/000202.html#more

“ある人生”とは大雑把に言っちゃうと、
あるがままの姿で生きよう、という、
スローライフ/ロハス的な人生。
“する人生”とは、それとは真逆の、
己の目標にまい進する人生のこと。
で、原作の「ゲド戦記」のメッセージって、
「“ある人生”のほうが大切なのよ」って話らしいんですよ。

だけどスローライフ的な生き方って、
根本的にヒッピーどもの発想でしょ?
税金も払わずにラリッてセックスばっかしてたような
人々の考え方ですから、全面的には賛同できないんですよね。
(実は原作の「ゲド戦記」もヒッピー全盛期にスタートした作品)
自分、“する人生”派の人間だけに余計にそう思う。

だからといって宮崎吾朗監督が“ある人生”を
選択してるわけじゃない。
この人、かなり“する人生”の方。
ジブリの遺伝子を残し続けるという“する人生”を
積極的に選んでいる。
それは本編にもはっきり出てました。
うーん、相当キツかったんだろうな。
明らかにしんどい挑戦してるのは、並大抵のことじゃない。
人格的にかなり尊敬。

というか吾朗監督は、宮崎イズムの継承者ではなく、
実は富野イズムの方だと思いました。





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