岡田有希子、17年ぶりの再会 - 2002年06月09日(日) 今日は仕事明けにレコードハンティング。 西新宿周辺のレコ屋を回る。 GSのコンピ、マンフレッドマン、ホーリーズ、 スパンキー&アワギャング、 あと新しい系では21世紀のスティービーワンダーとの呼び名が高い、 musiq『juslisen』を購入。 で、帰りがけ、なんとなく大手チェーンCD店に寄ったら、 岡田有希子の最新ベスト盤「All Songs Request」なんてのを発見! 数年前、マニア向けのBOXセットが出たのは知ってたし、 中谷美紀「クロニックラヴ」が彼女のアルバム曲 「ワンダートリップラヴァー」のリメイク(提供は坂本龍一。歌詞違い) だったことが話題になったりしたんで、 そこそこ気にはなってたんだけど、ここまで盛り上がるとは…。 というわけで即買いである。 実はオレ、中学1年の頃、岡田有希子大好きだったの。 本当、童貞中学生にとっては完璧すぎましたよ、彼女は。 守ってあげたくなるようなロリ顔。 しかも、乳がでかい。確かB85とかじゃなかったかな? 当時のアイドルとしては破格のデカさだった。 おまけにこの人、通信簿がオール5みたいな人だったんだよね。 何度も言うけど、本当、完璧すぎました。 でもその2年後には、彼女はいなくなっちゃうんだよね。 オレ、ちょうど中2くらいからロックやHipHopに興味もっちゃって、 アイドルなんか関係ねーよ!的な時期があったの。 それでも例の事件は本当にショックで。 ちょうど事件の1ヵ月後くらいかな? オレ、近代映画社の写真集やDANKやBOMBのユッコ特集持って、 荒川の土手にいって燃やしたもん。 ちょうど後追い自殺とか、TVに幽霊が出たとかいろんな噂が立って、 なんか気持ち悪くなっちゃったんだよね。 「呪いがかかったらどうしよう…」とか思って。 最低だよな、オレ。 で、今回のベスト盤で再会したわけだけど、一言。 最高です。 ずっぽりハマってしまいました。 インパクトはないんだけど、なんつうんでしょうね? 彼女って優しくて癒される声なんです。 たとえば松田聖子や中森明菜、松浦亜弥は、 声質や声量のインパクトが強すぎて、 長時間聞いてると疲れちゃうきらいがあるんだけど、 (つまり、それだけシングル向きということ) ユッコの場合はそれが全然ないんです。 特に「くちびるネットワーク」における、 松田聖子的歌唱法はたまらんものがあります。 聖子のように押し付けがましくない、 それでいて声から感情が伝わってくる… 本当にすごい歌い方をしてるんです。 ネットで調べてみたんだけど、 実は彼女は作詞や楽器の演奏にも興味を持ってたみたいで、 それこそ生きていたとしたら、そういう路線にいってたんだと思います。 自作自演すると、ついおしつげがましい路線に走りがちだけど、 (まさしくここ数年の聖子ですな) 頭のいいユッコだったら、いいバランスで作品作ってくれてたんでは? と思わずにはいられません。 それこそ、大滝詠一や山下達郎あたりとタッグを組んでたら、 本当にいいアルバムを残せたと思うんです。 てゆうか初期の曲は竹内まりやが担当、 前述のように坂本龍一も加わっていたんですから、 本当に山下=大滝ラインに行く可能性もあったんですよね。 細野晴臣ってラインってのもかなりよさそうだし…。 アフリカでは、人が本当に死ぬのは、 人々の記憶から忘れ去られたときだといいます。 そういった意味で、我らが岡田有希子は、 まだ現役のシンガーなのでしょう。 P.S. そういえば昨日も書いたけど、 ラモーンズのDDラモーンが亡くなりました。 DD、ユッコによろしく言っといてくれ!(笑 ...
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