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2004年04月23日(金)

戯言


小さい頃遊んだ神社の木


本日の日記はうだうだと思ったことを書き連ねるので、何か思い出してしまうような方は読まんでおいて下され。

こういう木を見ると、可哀想だと思ってしまう。
そんな私は小さい頃、我姉妹2号に「偽善者」とよく言われていた。
小さい子供に偽善者と言う、これまた子供であった姉っつーのもどうかと思う。

なんせ、虫を殺せなかった。
家に入ってきた虫は、蚊でも出来る限り潰さないように捕まえて外に出す。
平気で潰してしまう2号に向かって

「外にだしてあげて」

とお願いをした時に言われたのが、偽善者と言われた最初だと思う。

今でも虫が入るこの部屋で、網戸の網目から入ってくる天道虫のような小さな虫を、私はそっとティッシュで包んで捕まえては外に出している。


テレビのニュースで被害者である家族のインタビューを観るたびに思うことがある。

「死刑にしてください」

そう願う家族に対して、私は不思議に思う。

犯罪者も同じ人間なんだとか、命の重さだ尊さだなんていう
そんな、大層な事じゃ無い。

自分の家族がいった同じあの世に、犯人を行かせたいと思わない。

近所に犯罪者が住んでいたらどうする?
過剰に拒否反応を起こし、出て行けと言うだろう。
プラカード立てて、盛大に大騒ぎするだろう。

あの世だって、同じじゃないのか?
生きているのと亡くなったのとでは、何か違うのか?

私のこういう発想は、人と違うのかもしれない。
そう。私は偏屈なんだ。


最近のドラマは、やけに人が亡くなるパターンが多い。
それは、父上を亡くした私が意識しすぎなのか、
テレビ局が世の風潮に合わせて、それこそ命の尊さを語りたいのか。
どっちなのかは分からない。

ありがちな、ともかくありがちな

「最後まで生きようとしたんだよ。だから幸せだったんだ。」

という台詞。
言い回しは違えども、昔からよくこの手のドラマでは聞く台詞。
以前の私は、きっと納得していたんだろう。
素直に感動もしたんだろう。

でも、今の私はヒネくれたらしい。

ムカムカムカムカ

最後まで生きようとして、また会えると思ってて、希望を持ってて。

それって、キツイだろう。
本人の身になったら、キツくて堪らないだろう。
最後まで一生懸命生きようとしてたから、悔いが無いってか?
そりゃ、青春すぎるだろう。

明日会えると思ってた恋人に、ドタキャンされたら悲しかろう。
またチャンスがあると思って頑張ってた事が、二度とチャンスは無いと言われたらショックだろう。
いつ芽が出るかと待っていた苗を、誰かに引っこ抜かれたら怒るだろう。

闘病が何年だろうが、ついさっき元気だった人だろうが。
人が亡くなるっていうのは、誰にとっても突然なんだと私は思う。
その突然に、誰も覚悟なんて出来るもんか。


人はどうして、亡くなった人間と生きている人間とを区別した発想ばかりするんだろうね。
私には同じ重さなんだけど。


以上。
この丸太のようにされてしまった木を見て私が思ったことの、ほんの一部。