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2002年07月30日(火)
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趣味の悪い笑い |
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くっきりと。 ステキなくらいにくっきりと。 ゴム草履の跡がついた足をどうしよう。 本日の俳句 byあるひ
バーベキュー被害が色濃く出てきた夏模様。仕事も沢山湧いてきましたの。 あーーーっ!また、お盆休みないかもしんないっ!
ってことで、デジカメを充電したのに忘れ。バーベキューのおかしな連中を撮れなかった悔しさが、日記を書くたびに思い出されるのですが。 そのバーベキュー。飲み屋のバーベキューでして。酔っ払い大集合♪でした。 その中に、いつもいぢめられ役の加藤君もおりまして。 彼は100円で購入してきたという麦わら帽子を被っておりました。 そして、お相手が付けた呼び名は「ぼくの夏休み」 彼は、バーベキューが終って解散されるまで、ずっと「おいっ!ぼくの夏休みっ!」と呼ばれ続けておりました。 ってことで。本日のイラスト。
タイトルは勿論「ぼくの夏休み」ですわ。へい。
その飲み会の中で、とりあえず一人泥酔者がおりまして。 そのおじさん。えー、剥げてます。テッペンハゲであります。 して、水をかけられることをこよなく愛した結果。 そうですね・・・孫悟空に出てくる沙悟浄(さごじょう)のようになってました。 その沙悟浄オヤジ。 「ケツだけ白いのは嫌なんだ〜〜っ」 と妙な拘りを見せ、ズボンを下げ下げ。あたしはそこだけ真っ白であるお尻を拝見させられましたの。
して、沙悟浄オヤジはバーベキューが終了して片づけが終っても、一人ベンチで眠ってしまい、仕方が無いのであたしとお相手とで「行くよ」と起こしました。 だのに、「今、いい夢観てたんだよなぁ〜〜」と悪態をつき、乗ってきた自転車をフラフラと運転しだしました。 へい。沙悟浄です。白髪の入った沙悟浄です。 それが、何やら小さ目の車輪の自転車をがに股でフラフラこいでるのです。 それだけでも異様なのに、さらには 「ウラウラウラウラァ〜〜〜っ」 と、意味の無いうめき声を上げながら後ろから付いて来るのです。 擦れ違う観光客は、もれなく失笑してました。中には「ウラウラウラ〜〜」とつい言ってしまい、 「あ、うつっちゃったっ」 とうっかり観光客まで出る始末。本当に本当に恥ずかしかったです。 陽が暮れだした17時過ぎで良かったです。じゃなかったら観光地江ノ島の沙悟浄が名物になるところでした。
実は、このバーベキュー。我姉妹が行きたい!と申しておったのですが誘いませんでした。 正解です。沙悟浄オヤジみたいな酔っ払いは、彼女の好物だと思われるので、身内の恥までさらすところでした。 その沙悟浄オヤジの話を報告する時、あたしは沙悟浄とは思いつかず、思わず「ドザエモン」と表してしまいました。 要は、落ち武者的と言うか、ちょんまげを刀で切った感じの頭だからですわ。 その時、確かに我姉妹は失笑してました。「ドザエモン」という表現が悪すぎたのでしょう。 そう。バチが当たりました。酷い夢を見ました。あまり書かない方が良いかもしれませんね。 まー、簡単に書くと。亡くなった人が起き出してスタスタ歩いていくという、まことに奇妙な夢を見てしまったのですな。 しかも、亡くなってるのは父上で、起き出して歩き出したのは父の母親。つまり、おばあちゃんであるという。 確かに。おばあちゃんの話も最近しました。今年94歳なのに元気すぎると最近言ってました。 本当に書いてはならぬので書きませんが、スタスタ歩く前までが、怖かった次第で。
夢を見た原因は他にもあるのです。 数日前。我姉妹がHPの改装を行い、トップに頂いたイラストを載せたとのこと。
我姉妹:「Oさんから頂いたイラストにしたんだ」
あるひ:「え?なんだOさんって、工場のOさんかと一瞬思ったよ」
Oさん。同姓の人が、父上の工場で働いておりまして。 土地持ちの経済的には困らないおじさんなもので、よく工場を休んでおりました。 ついでにどんな人物かと言うと、顔は、ブルドッグ。言い切れます。 更には「嘘つき」なんですな。言うことが「しったか」なもんですから、父上は常々「Oの言うことは信用ならねーっ」と言っておったという。 しかしながら、20数年のお付き合いを頂いたおじさんであります。
我姉妹:「違うよ。病室で一緒だったOさんだよ」
あるひ:「なんだ。(工場の)Oさんが絵を描くんだと思ったよ。」
我姉妹:「そのOさんじゃ、
恥はかいても、絵は描かねーよっ!」
あるひ:「・・・・・・・」
我姉妹。言う事が毎度の事ながら口が悪すぎます。決して、江戸の生まれじゃないっす。いや、もっと柄悪い地域か・・・ とりあえず、困っているあたしに対し、容赦無い我姉妹は続けます。
我姉妹:「お父さんなら、笑うぞ?
墓場はドッカーンっ!だっ」
あるひ:「・・・・・・・」
えー、はい。あたし達姉妹の父上は、一昨年亡くなりお墓に入っておりますがね。 さらに、彼女は続けます。
我姉妹:「今ごろ、骨壷ゴトゴトいってるぞっ!」
も〜十分です。あたしは反応しきれまへん。それでもまだ続けます。
我姉妹:「どうする?骨壷からはみ出てたりしてっ!」
ど〜するもこ〜するもありませんっ!て。有り得ませんってっ! そして、彼女は自分の発言に「分かるか?茶の間はドッカーン!をもじったんだぞ?」と解説をつけ、ヒーヒー笑っておりましたが。 あたしの家族。まことに妙です。まともな感覚であるのは、あたしぐらいかも?と時々疑います。 そういえば。以前のHPの日記にも書いておったのですがこんなこともありました。
父上が亡くなり、仏壇がやってまいったその日。あたしは母上に招集されました。 大抵、食事を昼間とり忘れる面倒臭がりのあたし。実家に行くと必ず「腹減った」と申します。 その日も確かに言いました。「腹減った〜」と言いつつ、冷蔵庫を開け、食べ物が存在する事を確認したあたしです。 して、父上が居ない・・そう思って母上に「父上は?」と聞くと、仏壇設置の為に、一旦二階の部屋に居ると答えました。 よって、あたしは「おじじぃ〜」(父上をこう呼んでましたので)と言いつつ、二階に上がり、しばし横に並んで寝転んでおりました。 時間にして・・5分程度じゃないかと勝手に思っておりますが、階下から、母上が何やら言っております。
あるひ:「え?なに?」
母上:「○△□・・・」
あるひ:「なによ?聞こえないよっ」
仕方ないので、父上を残し階段を降りかけたその時ですわ。母上の声が聞き取れました。
母上:「あんた、
お骨食べてんじゃないでしょ〜ねっ!?」
まじっすよ?まじで、この言葉を3回繰返し母上はあたしに言ってたんすよ? 思わず、階段で立ち止まりましたよ。
あるひ:「何言ってんのよっお母さんっ!」
慌てて、母上を窘めようとしたあたしなんですな。しかし、母上はケロっとして答えました。
母上:「だって、あんたお腹すいたって言ってから、食べちゃってるかと思って」
・・・・・(TT)
この趣味の悪い笑いがコダマする一家。 あたしの脳裏には、父上の困ったような怒ったようなハの字眉毛が、いつもいつも浮かんでおります。
父上。 あたしは、今でも連日、この母上と我姉妹の餌食になっておりやす。 おかげで、あたし、父上が亡くなってから白髪を2本も発見しました。 さらに不思議なのは、こんな二人でも落ち込んでいるらしいってことですわ。 人間って、本当に不思議だわよね。
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