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2002年06月08日(土)

こぼれ話

<我姉妹〜斎場にて〜>

ある日、あるひ家一同揃ってのお葬式の席のこと。
喪主は我姉妹。

我姉妹、お別れの段階で取り乱した。
蓋を閉めることに抵抗をかました。
我姉妹、いや〜〜〜っいや〜〜〜っと泣き叫んだ。

喪服に身を包み、故人との別れを惜しむその姿。まさに究極さ。極限状態さ。
連れていかれてなるものかと、そんなこと耐えられないと・・・
周りのすすり泣く声。
我姉妹の叫び声が木霊する。
それまで必死に堪えていたものが、一気に溢れ出て抑えきれなくなる。
そう。特に、感情をストレートに表に出せる我姉妹だ。
思えば、父上とのお別れの時も、それはそれは暴れていた人だ。
側で我姉妹の娘も大泣きしている。息子は無言。
ああ、事前に想像しただけでも、大変だと予想がついてた。
今度はどれだけ必死に抵抗するだろうか?
親類や葬儀関係者が、果たして止めたり出来る状態なのだろうか?



以外にも我姉妹は、唐突に棺から手を離した・・・
父上の葬儀のことを反省していたのだろうか?
故人に対し、もしくは喪主として「しっかりしなくては」と理性が感情を抑えたのだろうか?
なんとも、健気だ。
葬儀というものはおかしなもので、立派に気丈に振舞うと「しっかりしている」と言われる代わりに「そんなに悲しんでもいない」と取られることもある。
故人に対する思い入れが少ない人間だと、勝手に想像されてしまう。
逆に取り乱し、泣き喚き、暴れると「みっとも無いから止めなさい」と身内は止める代わりに「とてつもなく悲しいんだ」と人々から大同情の涙を頂く事もある。
故人に対する思い入れが、他の誰よりも強いのだと、皆が同情してくれる。
まさに、父上の時の前者があたし。後者が我姉妹であった。

そんな感情激しい我姉妹が、唐突に泣くのを止めた・・・・・・・









我に返ったらしい・・・・・・・・・









泣き叫び・・・・・・・・









こぼれ落ち・・・・・・・・








「はっ!」とさせ・・・・・・・・








我姉妹に理性を呼び戻してくれたのも・・・・・・








それは









白い









ひとかけらの













ガム だった・・・・・・




(オーマイガーっ!!!!!!)




我姉妹曰く「口からガムが出ちゃったんだもの。」だそうで。
葬儀の最中、ずっとガムを食べてた事を忘れてたらしい。
で、大口開けて泣いたところ、ついうっかり飛び出てしまったと。
その瞬間、「ヤベヤベっ」と思い、一気に理性が戻ったと。

それを聞いたあたしは「きっと、他にも誰か気付いてるぜ」と言ったところ、
どうやら隣で号泣していた娘にも、目撃されていたらしい。
娘によると、「鼻水かと思ってた」そうだが。
以外に、人って冷静なものさ。きっと、他にも居るにきまってる。
あたしが、その場に居たらきっと目撃したに違いないもの。堪らなかったに違いないもの。

ん・・・?いや、なに。あたしは居なかったかのさ。
なんでかって?我姉妹が喪主の葬儀に何故居ないかって?
とても、言えない。大きい声では決して言えない。

「寝坊しました」なんてとても言えない。




さてっ! 引き続き、そんな我姉妹

<我姉妹〜職場にて〜>

ある日、我姉妹は呼ばれ、その方のデスクへ向う。
お相手は椅子に腰掛け、我姉妹は立ち話。
会話の最中に、うっかり我姉妹は落し物をした。

我姉妹:ぺっ・・・・・・「あ”・・・」

お相手:「これ、なに?」

どうやら、我姉妹の口からの落下物がお相手のデスクに着地したらしい。

我姉妹:「ん? フリスク」

お相手:「!!!!!!」

ギョッとされたらしい。
そして、我姉妹がヘラヘラしながらウェットティッシュでデスクを拭く様を、お相手はイヤそーな顔をして見つめたそうな。
そりゃイヤだわ。口から出た代物なんぞ。
全くもって、上には上がいる。(一昨日の日記参照)

以上、我姉妹の「こぼれ話し」でした。


そんな我姉妹。実は、えんぴつ日記をあたしよりも前から掲載中。
一時期、投票ボタンを外してランキングから撤退していた。
一応、姉妹ゆえ、My登録してるので日記を読むに支障は無いが(ってかお気に入り登録しとけって話もあるが)。

ある日、今月の総合ランキングを見ていたところ、我姉妹の日記を発見っ!
おんやぁ?と思い、元居たジャンルを探す。
・・・・・・・・いない。
あ?と思い、ジャンルを確認してみたところ、ちゃっかり

「更新履歴」 に居るじゃない?

おいおい、おっさん。いや、我姉妹さん。
いや、なに。あたしも前の日記で「読み日記」じゃねーな。「読め日記だな」なんて、下らないこと申しました。
確かに、人のこと言えません。読んだ感想なんて一言も書いてない日記ですからね。
でもね、「更新履歴」は無いんじゃないの?
だってさー、あんたの日記

「更新履歴」どころか
「行進」にもならんし、
どっちかっつーと、日々「後退」してんじゃんっ



はぁ、また、下らん事を申しまして。
ジャンル分けに関しても、更にあたしの上を行く我姉妹です。
ああ、我姉妹の日記を見つけようと思う、奇特なお方。
見つけても、決して教えてくれなくて結構です。あたしは他人のフリで居たい。

で、ですね。一つ思っていて実行しようか悩んでいるのですが。
このジャンル分け。
あたしのようなのは「日常」なんでしょうが、まぁ色々あって。
よくよく見たら「旅/放浪」ってやつが「定まらない話」で合ってるかもと。
いや、それよりですね。
日記の内容によって、毎日ジャンル移動っていうのはどうでしょう?
イロコイ沙汰は恋愛に。仕事ネタは仕事に。我姉妹ネタは家族にと・・・
いかがかしら?
でね、コメント欄には「移動日記」って書いとくの。

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