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2002年05月18日(土)
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新車購入計画 -その1- |
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へっ 車買い換えることにした。 一週間前にメールで発売を知った車。 気になってHPに飛んで金額確認。見てくれ確認。装備確認。 金曜日に公告で更に確認。そのまま販売店へレッツゴ〜♪
販売店に着いたのが18時前。 目の前に現愛車を勝手に横付けして、いざ入店。 沢山の営業マンが居るにも関わらず、「いらっしゃいませ」とは言われず。 目の前に目的車があったので、勝手にドアを開けて乗ってみる。 う〜ん・・・イマイチ圧迫感。あたしの座高が高いせいもあるかしら? どぉも、今の車というのは丸みを帯びすぎてるなと思う。 と、そこへやっと営業マンがにこやかに擦り寄って来た。
営業マン:「ご購入を御検討ですか?」
わたくし:「ええ。まぁ」
冷やかしで来たのか?と営業マン君確認の図。(んな訳無いとは思うが) まぁね。車買うようなタイプの人間に見えなかったのかしらね? 車買うタイプってどんなんでしょう? ___________________________________ 問い:新車なんだから数百万の買物よね?それなりの気合が必要では? 答え:ぁあ、そうね。それなりの決心ってものが漲るオーラを発するのかも。 解決:あたしは大根買うようなそぶりに見えるってことね。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ なんだかんだと言いつつも、5分ほどで長所短所を分析したあたし。
営業マン:「どのようなご購入計画で?」
あたくし:「えっと、あの車を下取りしてもらって検討したいんですけど」
ふぅむ。単刀直入なお兄ちゃんだ。 あくまでも「買うんだな?」と意思確認をされているのかもしれぬ。 んにしても、営業マンいっぱい居る中、しかもこの新車ってば発売したばっかりのオススメ品なのになぁ・・・ 有能な営業マンだったら、入ってきて車をとっとと観る客は、きっと買うに違いない!とニギニギしく出てくるんじゃないかしら? やはし・・・買うような人間に見えないってことね・・・と穿ってみる。 なんてったって、その営業マン君。若いっ! あたし、若い営業マン君は力が無い場合が多いので、あんま好まない。 だって、値引きする力が無い場合が殆どなんだもの。
購入意欲を多少感じたか、営業マン君は「あちらのお席でお待ちください」と現愛車の査定に向った。 「コーヒーなどご希望でしたら、あそこに若いの二人いますから申し付けてください」 と自分も若いくせに彼らをまるで、職人さんが言う「若い衆」扱いして。 あたしは、もう一回り新車を眺め、席に向った・・・ どうも、デパートとかもそうだけど、ああいう所って快適環境心掛けてるせいで、逆に喉が渇きがち。 けど、席に向うべく振り向いたその時には、コーヒー頼める若い衆は居なかった。
席に着いてしばしすると、営業マン君が一度戻ってきた。 おお?もう終った?と思いきや、そんなハズは無い。 車検証っていうの?あれを下さいってことらしい。 最初っから言いなさい。待っていた5分の間、貴方は何をしていたの? して、それからカタログを見つつ待つことに。 10分経過した頃だろうか? 先程、姿かたちを消した若い衆の一人がコーヒーを持ってきて下さった。 ぬ・・・ぬるいっ まるで、ファミレスで出来上がった料理をウェイトレスが「うっかり忘れてたよ」状態な気分を味わった。 それから待つこと・・・・・30分。
営業マン:「いやぁ、すみません。○○○さん(メーカー名)の車は、査定に時間が掛かるんですよ」
あたくし:「そうなんですかぁ?ライバルだからかしら・・・」
いやぁ、思えばトンチンカンなことを言ってしまった。 他のメーカーは全てライバルじゃんか。ねぇ・・・ 果たして、ライバルだからか、現愛車メーカーなのだからかは、あえて聞かなかったけど、多分、あのメーカーだからってことなんだと思う。 それよりなにより、早くしてちょ〜って気分。 戻ってきた営業マン君の手には、まだ査定表は無く。 とりあえず、新車の性能をアレコレ聞いて時間つぶし。 あたしの「圧迫感がある」「車体前面が全くもって見えない」等々の不安点に対し、営業マン君は笑顔で答えた。 「今の車は、全部そうなんですよ。でもね、乗ってると慣れますから」と。 後は、安全性やら馬力やら。そうそう、今は 「馬の時代から電気の時代になったので」 表示が変わったらしい。何馬力とはもはや言わなくとのこと。 そんな細かい事まで教えていただき、15分ほど経過。 やっと、査定が出たらしい。かれこれ査定が出るのに1時間ほどかかった。
して、一時間待ちの合間にオプションも決めたあたしは、早速見積をとってみることに。 そっから更に待たされること30分強。入店してから1時間半以上経過したことになる。 いやぁ、要領悪いっすね。このあんちゃん(営業マン) なんだかね?オンライン化したらしいんですわ。 今までは違ったの?ってちょっとビックリしたけどね。 どうも、5月連休終ってから開始だったみたい。 そんなことを営業のお兄ちゃんが言い分けしてくれた。 あたしは、ピンときましたが。 要は、一斉に使うもんだから混んじゃってどうにもならんっって状況なんでしょう。 じゃったらさぁ〜、手計算しちくりよ。 今までのようにしちくりよ。 まぁ、待つのはあたしは苦手じゃ無いからいいけどさぁ。 買おうと思った人も、それじゃぁ購買意欲を無くすわよ? などと、親切心で心配までしてあげた。
してして。御見積もりが参りました。 営業マン君。賢明に説明をしてくれる。 出身地。ご実家の職業(?)まで教えてくれた。 ここで思ったこと。 あたしは、男性と一緒に行ったのですけどね。 買うのはあたし。ローン払うのはあたし。乗るのもあたし。そー言ってるじゃんか? 夫婦じゃないし、結婚予定で二人の車として買う訳でも無いって言ってるじゃんか? だのに、な〜んで、隣の男性に話すかなぁ・・・ 男尊女卑を感じたね(大袈裟) あぁ、けど、前に逆があった気がしる。 あたしが男性の車購入に付き合った時のこと。 恋人でもな〜んでも無いんだけど、一緒に居るってだけで、「恋人」とか括られてた。 聞かれる言葉は「奥様ですか?」「いいえ」「ご婚約者さんですか?」「いいえ」 決して「彼女ですか?」とか「恋人ですか?」とは聞かれない。 なので、あえて「単なる友達です」とも「単なる恋人です」ともあたしは答えない。 今回もそうだった。 なのに、どーしてか「恋人」と勝手に思うらしく、買う本人と共に隣の人間にも了承を求めようとする営業マン。 何故でしょうなぁ・・・ ___________________________________ 問い:同席してる人も味方につけた方が買ってもらえる率が高いんじゃない? 答え:それは言えてるかもね。洋服も友達に勧められると買っちゃうし。 解決:案外、深いこと考えて営業ってしなきゃいけないのねん。。ご苦労様  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ なんて素直に感心してみたり。
さて。横道に逸れたけど、やはり出たての車だけあって、値引きは厳しいらしい。 お兄ちゃん曰く。査定も、オンラインで決定されているので、どこに行っても変更は不可能とのこと。 ほほー。じゃぁ、査定は思っていたのと大差無いのであきらめよう。 じゃ、値引き。どうにか値引き。と行きたいが、若いお兄ちゃんでは無理だわね・・ そんなことを内心で計算してるとも知らぬ営業マン君は張り切る。
営業マン:「前向きに御検討ください」
あたくし:「はぁ。まぁ、いいなと思ってるので検討しますわ」
なんせ、今の車の車検が一ヶ月ちょい後に控えている身。時間が無いのも事実なんだけど。 すると営業マン君は、それを見据えてこう言った。
営業マン:「検討するって言うのは、ここの営業マンは買っていただけるって受け取るんですよ」
あたくし:「ハハハハハ・・・・」
まー、前向きなのは良いこった。おめでとう。 力無く笑いつつ「ま、車検も近いですし。とにかく考えてみますわ」と席を立った私であった。 心の中では、別の営業所に行こうと決めて。
ん〜にしても、18時前に入店して、出たのは20時。 査定&見積を夕飯前のハラペコ時間に、にこやかに2時間も待った
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