「小さい頃には」(BY JAM)
お盆の中日。 今日は某川の源流付近に行って参りました。 子供の頃は、とても水が冷たくてしかも美味しかったのですが、 今はそうでもなくなっていました。 そして今回、初めてこの川の名前の由来を知りました。 マベチ川、って言うんですけどね。
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あるところに伝次という若者がいて、彼は俊涼という賢い馬を飼っていた。 彼はそのうち金持ちの娘を嫁として貰ったが、その嫁はたいそうワガママで、 寒い冬が苦手だといって伝次を一人置いて山を降りてしまう。 しばらく一人で生活していた伝次だが、ある日、城主に呼ばれる。 城主は伝次の馬術を見たがっていたのだ。 町でも有名だった彼の馬術は見事で、それから何度となく伝次は城を訪れる。 そしてそこで、小波という女性に出会うのであった。 二人はたちまち恋に落ちたが、これはいわゆる不倫、許されるはずがなかった。 やがて小波の存在が嫁に知れてしまい、小波はひどい仕打ちを受ける。 そしてそれっきり、小波は姿を見せなくなってしまった。 慌てた伝次は色々な人を訪ね色々なところを探したが見つからず。 ついに馬の俊涼にも尋ねるようになった。 「お前は小波の居場所を知っているんだろう?一生のお願いだ、教えてくれ」 すると俊涼は伝次の袖を引いて歩きだした。 着いたのは川べり。そこには髪を洗う小波の姿があった。 が、小波はふっと消えてしまう。 泣き崩れた伝次は小波を追いかけるようにして入水してしまう。 それを見て怒り狂った俊涼は、一目散に家に戻り、嫁を探した。 そして彼女を蹴り殺し、俊涼もまた主を追って入水した。
それからこの川は「馬淵川」と呼ばれるようになったとさ。
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明日で岩手ともお別れです。
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2003年08月14日(木) 信仰心「厚」。 2002年08月14日(水) 鱈のホイル焼き(バター風味)
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