| 無意識になんだろうけど... |
2004年06月23日(水) |
子供たちと離れ離れの生活を送るようになってからというもの、周囲からは良く 「寂しくなっちゃったんじゃない?」 なーんて声を頂いておりましたが、ヤセガマンでもなーんでもなく、本当に 「特別寂しさなんて感じない」 生活を送れていたのがチョッと不思議だったりもしたのですが、娘が帰国して一緒の生活が始まってから、その理由が見えてきたような気がしています。
勿論、理由は一つや二つではなくて様々な要因が重なってのことですので、ここで書き切れるとは思えませんが、今日思いついたその中の一つを挙げると、子供たちが居ない間は気持ちだけ彼らの母で居れば良い = 自分は自分で居られるっていう心地よさがありま〜す。 これを痛切に感じるのが、母親としての出番が多かった彼らの小学校時代の同級生のお母様方にお会いした時なのですが、苗字や名前で呼ばれることは少なくて、大抵は 「○○ちゃんのお母さん♪」 っていう呼び止められ方をするのが気になってます。 まあ付き合い方があくまでも子供を通してってことになっちゃってましたので、当然だと言えば当然? なのでしょうけどね?
これと関連して、日本ではご夫婦間のお互いの呼び方も子供を介したものになっちゃっていることが多いよなぁ〜っていうのも気になってます。 夫と妻という立場よりも子供の父であり母であるという立場を重視しちゃうせいでしょうか、名前で呼び合う夫婦って少ない気がしません? それから兄弟姉妹の間でも、目上に対しては名前を使わずに お姉さん だの お兄さん だのと呼ぶせいで、親も我が子を 「お兄ちゃん」 とか呼んでいたりしますよね! これはふざけて・・・ とか話の流れから・・・ ではなくて、通常の呼び名だったりするのも気になりますし! 「個」 で見るよりも 「集団の中の一員」 として見たほうが良い場合って確かにあると確信はいたしますが、「一員」 としての自覚を持つためには 「個」 も大切だってことに気が付いているのなら良いのですけどねぇ。
子供は大好きな私ですので、母親という立場は居心地が良いと感じてはおりますが、母親 と 妻 の立場を上手く両立させるという器用さには間違いなく欠けている女性なので、子育ても一段落したこの時期に 妻 に専念出来る環境に戻れたことを、とても幸せに思っております。 ...な〜んて言っちゃうと、私という実像をご存知ないかたはきっと 「良妻」 を思い浮かべられちゃうと思うのですが、実は全く正反対ですので誤解の無きように願いますぅ〜♪ と強調させて頂かなくては!(^_^;)
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