| 違いが気になる年頃みたいです |
2004年06月17日(木) |
このところ暇をみつけてはネット上で旅行の資料集めをしているのですが、どうもピッタリくるものが見つからなくて行き詰ってきちゃいましたので、今日は本屋さんでも物色してきました。 観光地毎に詳細な本があるので、これらを片っ端から立ち読みしてきましたから疲れたのなんのって! この作業中に思い出したのが、駐在中に頻繁に立ち寄っていた Chapters という名の大きなチェーン店の本屋さんです。 店内には Starbucks もありましたので、コーヒーを片手にドッカとソファーに腰を下ろして優雅にタダ読みしていた頃が懐かしいです。 何たってトイレも完備されていましたので、居座るには絶好の環境が整っておりましたからねぇ。
それにしても、どうしてこのスタイルが日本には定着しないのでしょうかねぇ? 義務教育中には無料で毎年新しい教科書が各自に配布されるし、本が欲しいと言えばどの親も 「待ってました♪」 とばかりに買い与えてくれるので、大事に読もうとか綺麗に使おうな〜んていう意識に欠けている国民かな? とも思えるので、そんな恐ろしい営業方法はとれないってとこかしら???
そういえばもう一つ... カナダでは店頭や街角に 「ご自由にどうぞ」 みたいなフリーな物品が並んでいても、一人で何個も懐に入れちゃうようなガツガツした人をあまりみかけなかったことも、日本との違いに驚きましたっけ。 リンゴ・フェスティバル会場にあった 「リンゴ入りの樽」 も、ルーツのレジ脇にあった 「フルーツ皿」 も、品良く残量が確保されているのを見るのは気持ちが良かったです。
こんな場面でいつも想像していたのが、これが日本だったら・・・ ってことだったのですが、誰かが傍に立っていて 「薦める人 = 見張り役」 みたいなスタイルでも取らない限りは、品が品ならば争いにでも成りかねないくらいの勢いで襲ってきそうなのに、あちらではそんな心配はなさそうだったのですよ? タダだと聞くと持っていかなきゃ損だとばかりに一人で何個も鷲掴みにしていく オバタリアン がスクスク育っちゃう何らかの要因や環境が、日本にはあるってことなのでしょうかねぇ???
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