− お気楽 Diary −




 改めて・・・    2004年05月28日(金)


 今日は息子が小学校時代に仲良くしていただいていた同級生のお母様方とお会いして、楽しいランチをご一緒してきました。 早いもので、帰国後すでに1年という月日が流れてしまいましたけど、こうして懐かしい方々とお話してみると、本当に日本に帰ってきたんだよなぁ... っていう実感が沸いてきちゃったりするのが、自分でも意外でした。

 ところで 同級生 = 大学受験 を控えた年齢ということもあって、折しも話題は大学や高校、それから部活の話が中心になっちゃいましたけど、聞いていてつくづく思ったのが 「日本以外の国の学校生活を知っている自分って、かなり幸せかもぉ〜♪」 ということでした。 比べる対象があるのって、良い意味でも悪い意味でも、すっごく意義のあることだと感じずにはいられませんでしたよぉ。

 だって、カナダの教育制度体験がなかったら、今日お会いしたお母様方が仰っていることに対して、何の疑問も持たなかっただろうし、それって変! とも感じなかっただろうと確信できちゃいますものねぇ。 学習能力にばかり囚われている考えかたって絶対に可笑しいと反論してみても、「それが日本の高度成長期を支えてきたんですもの、仕方がないんじゃない?」 と返されてしまいました。 私には、そんな風に片付けてしまう考え方そのものが、信じられなかったり、また納得できなかったりするわけです。

 ま、そういった様々な考え方をもたらしてくれるという意味でも、私にとっては本当に良い体験だったことに間違いないのですが、果たして子供たちにとってはどんなだったのか... 彼らにとっての結果が出るまでには、まだまだ長い年月を要することなのかもしれません。



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