| 世界にひとつだけの花を咲かせて? |
2004年04月01日(木) |
カナダに住んでいた時には全く感じませんでしたが、やはり日本では4月といえば新生活のスタートっていう雰囲気が濃いですよね。 何を隠そう我が亭主殿も、今日から新たな部署 (と呼ぶのが適切なのかどうかは不明) に移ったようなので、彼の仕事にはぜ〜んぜん関係のない私まで心機一転させて頂きました。 様々な新しい生命が誕生するシーズンでもある 「春」 って、気分を一新させるには持って来いの季節ですよね。
なのに...です。 我が街・所沢では、市議会議員の補欠選挙という、この清々しい季節には相応しくない事態が発生しております。 この経緯についてはテレビや新聞などで散々取り上げられていましたので、既に皆様もご存知かとは思うのですが、受け取ってはいけないお金を懐に納めてしまった議員10名の方々のお気持ちって、どんなだったのかなぁ? と想像したときに、日本には良くない風潮が根強くはびこっているよなぁ... なんて感じてしまいました。
それ自体は悪いことだと頭のなかではハッキリと判っているのに、皆がやっていることだからいいんだ! っていうような 「赤信号、皆で渡れば怖くない」 的な発想で行動できちゃう人が多すぎじゃありません? 私が一番これを強く感じるのが、駅周辺の 駐輪禁止 という文字を無視した自転車の数の多さです。 近くに100円も出せば駐輪できる施設があるというのに、それを利用せずに勝手に至るところに駐輪している自転車が多すぎですよね。 たった100円すら出したくないのなら、歩いてくればいいジャン! と、駐輪によって狭くなった歩道で、人とぶつかりそうになる度に腹が立つお気楽主婦なのであります。
こうした集団行動とも関連しているのでしょうか、道行く人々... 特に一部の若者は、み〜んな同じようなメイクやヘアースタイルで、み〜んな同じようなものを持っていて、み〜んな似たような服装で歩いているっていうのが、私は好きではありません。 それは雑誌やテレビといったマスコミが情報源となっている 「流行」 に乗り遅れないようにしている為なのか、個性は大事とか言ってはいても、ちょっと他から浮いていたりすると 異端児 として扱われてしまう危険性 (?) があるからなのか、「個」 を押し出すよりも、皆と一緒なことをしていれば安心だという 「類」 を好んでいるとしか思えない気がして、時には恐ろしく感じちゃったりもしています。
ってなわけで新社会人諸君へ! もっと自分に自信を持って、周囲にも自分の心にも恥かしくない行動がとれる大人になって欲しいです。 皆がやっていることだから 「良いことだ」 とか、いつもやっていることだから 「それは間違ったことではない」 なんていうような流された考え方ではなく、自分の目で見て、自分の頭でよ〜く考えてアクションを起こせる人になって欲しいな。 それには、そういうことをボーッと考える時間を作ることが大切だとも思えます。 道を歩きながら、それから電車を待っている時などには携帯電話なんかしていないで、目や耳に飛び込んできた事を観察レポートしてみましょ?(^^)
|