− お気楽 Diary −




 カナダに漂着した日本人    2002年11月04日(月)


 今年の夏の一時帰国では、たくさんの書籍を買ってきたのですが、その中の一冊に 「カナダに漂着した日本人」田村紀雄著 という作品があります。 実はこの本を読み始めてから既に半月以上が経過しているのですが、読み始めると眠くなってしまうために、まだ半分も進んでいない状態です。

 内容は、明治初期に日本からカナダへ渡ってきた日本人たちがバンクーバーの日本人街に根付き、その後に勃発した戦争によって翻弄されながら日本人街が崩壊していくまでを辿ったノンフィクションのようです。 2〜3年前にトロントで観た 「ヒマラヤ杉に降る雪」 という映画のシーンや、ロッキー・バンクーバー旅行の際に自分が実際に見た風景などを重ね合わせながら読んでいくと、とても興味深い作品ではあるのですがねぇ。

 ところでこの中には、徐々に勢いを増していく日本人に対して反感を持つようになる白人社会の様子が描かれています。 カナダという異文化に合流しながらも、それらにスッカリ溶け込むことをせず、結束の固い日本人街を作り上げていく様子は、規模的には比べ物にならないほど小さなものではありますが 日本人の駐在員奥様方 と似ているものがあるような気がしてなりません。

 な〜んて、こんな見方や書き方をしてしまう私も、間違いなくその中の一人ではあるのですが... 赴任当初から現在に至るまで、皆さんにはとても優しくして頂いてお世話になっておきながらも、奥様方が多勢集まっての歓送迎会や習い事、それから日本人駐在員男性だけで行われるゴルフコンペの存在には、いまだに賛同できずにいる私です。 勿論、気の合うもの同士が何人かで肩を寄せ合ったり助け合う姿勢には大賛成なのですけどね。



 < 昨日  INDEX  明日 >


☆ [HOME] ☆ [BBS] ☆   ★