寺本写真館職員日報
寺本写真館



 刺激。

今日、大学で幼なじみの友達の女の子の写真を撮りました。
何でも「読者モデル」とやらに応募したくて、その宣材写真を撮ってほしいということで快諾しました。
大学の近くの公園で撮ると決めて、向かってる途中に
「これから専門学校行くねん。」というではありませんか。
「どういう系?」
「ん〜ちょっと難しいけど、『スチュワーデス系』かな?」
「???」普通にびっくりしたよ。
「んじゃもしかして、今日撮った写真ってもしかして?」
「そう。そういう系の雑誌があって、それに出したいねん」
素直にすごいと思った。カッコイイと思った。
思わず問い掛けた…
「お前はそこまでしてるんか?」
「写真写真て騒いでるだけで、自分からは何も動いてないんじゃないか!?」
雑誌のフォトコンに応募するわけでもない、写真家と強力なコネがあるわけでもない。
あるのは…、写真が好き、ということだけ。
結局自分は何も動けてないんやなぁ…、今さらながら痛感。
写真ちゃんと撮れてたらいいな。
それはそうとモデルに受かったらいいなぁ。これからも今日の笑顔を大切にまっすぐに前に進んでな!

俺もちょっと頑張ってみよっかな?
このことが自分にとっての活性剤やったらいいな。
どうもありがとう。いい刺激受けました。
これがモデルを撮影してる醍醐味やねん。
みんなホンマ違う色んな深いこと考えてる。
それを聞いてると、自分も励まされる。
だから俺も負けんように写真を撮る。

まだまだ夢と現実の狭間を生きてる感覚やけど、いつかその両方が共存してるフィールドに立てたらいいな。
そうなるように走れる所まで走ってみよっかな。

2003年10月02日(木)
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