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2002年06月26日(水) そして得たもの



 誰か開けてぇ!





 「みんな何してるのぉ?」てな顔で
 部屋の中を覗く富士







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<piko日記>
また続きです。

そんな中、「辞めたい」と言い出す人が少しずつ出てきた。
正直、一人でも多く辞めてくれれば、自分は楽になれる。
これ以上、トレーニングが厳しくならずにすむ。
でもねあの時、私達新入部員はいつの間にか団結力が生まれてきていたんだよ。
「辞めたい」と言ったコに全員で反対した。
「これを乗り越えたら、先輩達と一緒にラケットを持たせてもらえるんだよ。
 もう少しの辛抱だよ!今辞めたら悔しいだけじゃん!!」
そういうような事を言って励ましたと思う。
もちろん、もともと友達だったわけではなく、入部してから知り合った人ばかり。

結局、数人は辞めてしまったけど、励まし合った人達は残った。
その残った人達だけで、三年間がんばった!
友達を蹴落とすなんて気持ち、これっぽっちも無かったもの。
自分は楽したいなんて気持ちも無かった。
あの頃の不思議な感覚は、憶えているような忘れてしまったような…。

10代の頃は『友達がすべて』だったものね。
大袈裟に言えば『親を裏切っても友達は裏切れない』みたいな。
あんなに一致団結できるのは、一生のうちで10代の時だけかもしれない。

今はすっかり守りに入ってる…
他人は他人、自分は自分。
楽なところに身を置きたいズルイ自分もいたりする。

それじゃあ、学生時代の経験がまったく教訓になってないじゃないか!!
と、言われればそれまでだけどさ…。

でもあの三年間で経験したことは、何らかの形で自分自身のプラスになっていると思う。
心身ともに。
まず身体が丈夫になった。
(階段30往復が効いたか!?)
ちょっとやそっとじゃ、へこたれない性格に変わっていた。
(先輩達の厳しい言葉にも耐えてきたんだから、そうなるわな)
これが一番大きいかもしれない。
その先輩達が卒業する頃には、同学年のように仲良くなっていた。
私が卒業してからも、いろいろお世話になったこともあったっけ。
何だか懐かし過ぎる。

そしてあの頃一緒にがんばった仲間
卒業してからも、よく飲み会やらお泊りテニスしてたんだけどね。
今では結婚して子供がいる人もいて、生活パターンが皆違うので
会う機会が少なくなっているけれど、年賀状は全員とやりとりしている。
もうあれから10年以上も経つんだけどね。(ぶっちゃけ)
久しぶりにまたみんなで飲みたいなぁ。



        ◆◇◆◇今日のヒトコト◇◆◇◆


       で、いよいよ明日だ!
       明日は府中まで行ってきます!
       何故に?
       さぁ、何故でしょう♪フフ
     







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