いのち それはでっかいなみだのたまだ
でかくてしょっぱいいのちのうみに うるんでつつんで うまれたぼくらは あいされてしまう
どうしてこんなにかなしいのに いきるをうんでしまうの
ぼくは なにもしらないあなたをすきだ いきてるという だけで
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とまあ、そんな言葉が、指をついて出た日があり、それはもう4年も前だ。 保存せずにずっと忘れていたフレーズをある機会に思い出し、もう一度書き留めることができた。
先日、私は彼女とふとんの中で話をした。初めてといってもいいくらいたくさん、色んな話を長々とした。人生の秘密を分け合い、二人だけの約束をした。感動的な夜だった。誰の人生にも、こんな特別な瞬間があるものなのだろうか。雰囲気にながされた部分も多分にあるのですが、それでもあの一瞬、二人は魂を近くして会話した気がする。「腹を割って」という言葉がありますが、本当に腹を割って血と血で会話するような機会は人生においてもそうあるものではありません。深くつながれる相手は少ない。だからこそ私はもっと、そういう人たちを大事にしていこうと思う。
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