2006年12月06日(水) [ 武士の─分 ]
「武士の─分」見てきました。 藤沢周平ファンのハハに連れられて半ば無理矢理行って来ましたが、なかなか面白かったです。 ハウルの時もそうだったけどキム夕クという名前だけで(私は)期待度が下がってしまう、どうしても。 それを毎度覆してくれる木村さんは凄いと素直に思いました。すげぇ。渾身のアイドルすげぇ。
レディースデーだからかキム夕ク効果か何だかものすごいオバサマ率が高く、 館内も結構混んでおったのですが、今日ほど鑑賞中に携帯が鳴ったことはなかった。 5回位鳴りました、あちこちで。おい、オバサマ達よ…!(震) さらにすごいことには、途中でその電話に出ているオバサマがおりましたことよ…!!(呆)
「ん?今映画見てるから後で電話かけ直すわ〜」
白目剥いて顔に縦線入りました。クチビルわなわな震えましたよ。おいおいおいおいぃぃ… 映画の最中に電話に出る観客に初めて遭遇しました。本当びっくり。まさか!そんな! もしや私の隣のオバサマだったりした日にはわたくし口より先に手が出(以下略 お陰で映画館を去るお客の感想No.1は「携帯ウゼー」でした。ほんとだよね…。 オバサマ達には武士の─分よりもまず観客の一分を学んで欲しい所存です。 隣のオバサマと言えば私の隣のオバサマは一番ハシっこの席に一人でおいでになっておられたようなのですが 途中何度か明らかにおかしな挙動を…あれ録音かなんかしてたんじゃないかな… (携帯ではない機器をいじりたおしてた。「明るっ!」と思って気付いたのですが。) もう、あれですわ、無法地帯。 オバサマ達のメダパニを誰か解いてやっておくれ…。
< ここよりネタバレ注意報 >
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庄内弁がよかった。 「…がんす」可愛い。「せば。」(それでは)もイイ。 先生が しぇんしぇー なのもいいな。 標準語だったらもっと嫌味があっただろうな、と思いました。キム夕ク+庄内弁、ナイスブレンド。 壇さん美しかった。うなじが。最後の最後で割れアゴなのに気付いてしまいました。 壇さんの庄内弁が超チャーミングだったです。 桃井姐さんの叔母さん役がもう超ウザくて最高でした。ああいう親戚超苦手。 笹野さんの徳平も良かった。私の好きな「慶次郎縁側日記」の佐七とかぶる。いい中間。 板東さんは大河の明智光秀の印象が強すぎて最初悪役と気付かなかった。 加世の告白回想シーンで「おやめ下さい!」「よいではないか」的シーンがあった時の衝撃。 うわぁああ明智ィィ!お前はだけはそんなヤツじゃねぇと信じていたのに! ああいうダンディーな人がイヤらしい役をやると本当に洒落にならない衝撃が走るので心の準備が必要でがんす。 わーん、いやらしいよー!大人って汚いよー!
話の流れから行って新之丞は最後死ぬんだろうな、と何となく思っていたので、 あの終わり方は超ハッピーエンドで清々しかった。ああぁぁ、良かった良かった〜!と言える最後。
</ ネタバレ注意報 >
同藤沢原作×山田監督、三部作の二作目、Y岡さんの出ている「隠し剣 鬼の爪」が 相変わらず見付からず観れておりませぬ…。見たい…。 まぁ同じTSUTAYAでしか探していないのでしょうがない。 別のレンタルショップはしごするか?どうする!俺!? そう言えば今日は孤島4巻が戻って来ていました!パッケージだけ…! きっと私らのほかにも4巻の帰還を待ち望んでいた近所の住民が多々おられたのでしょう。 でもいつかは借りられる、という希望が見えてきたので良かった良かった。 良かったよね近所のみんなー!!
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