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気まぐれ雑記帳。

 2003年06月27日(金)   最初で最後の最期。(&夢100題完結 No.065)



今日はなんつぅかぐうたらでした。(ぉ
家でパソやったり絵を描いたりゲームやったり笛吹いたり本読んだり…。

桜井君ドリームも書いたし。
もうすぐだよ〜。わーい*


やばい。ぐうたらしてたら日記のネタがねぇ。(弱)



じゃあ夢百題についてでも語るか。
えぇ、今日で完結しますね。おめでとう&お疲れ自分!(自分かよ)
始めたのは3ヶ月前の昨日だったか。
長かったような短かったような…。
とりあえず楽しかったです。
自分の得意な文体の傾向とか、逆に苦手なのとか。
分かったような分かってないような。(ダメじゃん)
まあ、いい修業になったと思います。
毎日必ず一作は書いてるんだもんね。凄いや。


えぇー、コンテンツ投票を下げて夢百題の投票に変えます。




そうだ。ネタが増えた。(何)




コンテンツ投票。
期間が短かったのでたったの16票ですが(弱)それで集計取らせていただきます。
(投票していただいた方有り難う御座いました〜*)

あ、更にその中の一票はお試しのために稲瀬が入れてみただけなので。
日記の一票は却下ね。(笑)

一位はCP小説(裏々)。(何故に裏々…!?)
二位は同着でドリーム(表・裏々)。(そして何故また裏々…!?)
始めは表ドリームが頑張ってたのにねぇ。笑。
なんとも言えないぜ。

イラストに漫画に票が入ってなくて残念というより安心しました。(こら)
一応小説メインですから。多分。(曖昧だな)


んじゃ、約束したとおり票が多かったところは更新頑張ろう。
(も、元々頑張ってる部分ぢゃねぇかっ!/もっと頑張ろう)




日記のネタがまた増えた。(何)
これだけでは余りに寂しすぎる日記だと思って先に皆さんの日記を回ってみたら。

勝手に名前出しちゃってごめんなさい。(前謝り)
陽さん引っ越しちゃうんですね。寂しー…。(オフで会ったことないくせに/てかお前現在地どこだ)
っていうか、あれなんですよ。
自分のところから離れていくとか関係なく、引っ越しって寂しい。ぐぅ。(沈)



なんか色々と衝撃的だった。
しかしもう一個あったはずの衝撃はどこかに押し出されて飛んでいってしまった。
(多分それほどの衝撃じゃなかったんだろう)




ところで今気付いたけど私昨日の日記今日の日付で書いてたね。
修正しなきゃ。くそぅ。(ガッデム8時間差!)




言葉。


 “いっその事、ホントの気持ちで『嫌いだよ』なんて言えたらな。”


セリフじゃなくてラインですね。主人公の心情。
このラインは随分前から考えてたけど使う場をやっと手に入れた感じ。(笑)
夢百題万歳。
なんか、このお題は私にピッタリだった感じがします。色々と。
勝手にそう思ってます。何せ自己満90%で構成されてる人間ですから。(やばいな)


昨日のは100題のNo.061『地図を広げて』のリョーマより。
うへぃ!こっぱずぅーい!!(落ち着いてけろ)





それじゃ、ついにファイナル。
私的夢100題。の、ついに100題目でゴザイマス!!(ワーワー!/一人で盛り上がりすぎ)
お題は『名前』でキャラは大石。
最後まで大石っ娘でごめんなさい。笑。笑顔。満面の笑み。
大石でハッピーに終わるのさ!(所詮自己満だしナ!)

その割りになんか死にネタくさくってごめんなさい。(ぇ




  ******




 ピッ ピッ ピッ


さっきから聞こえてる、電子音。

頭の中で響いてる。

それによって、やっと現実に帰ってきた。

どうやら今までは意識がどこかへ行ってた様子。


 ピッ  ピッ  ピッ


一定のリズムで鳴っているけれど、

なんだかとても弱々しくて、

そして先程よりも遅くなっている。


ゆっくりと、目を開く。



「……秀ちゃん?」


そこに居たのは、愛する人。

愛しくて愛しくて堪らない人。

目に浮かんでいるのは、涙。

顰めた眉は、何に向けられているの?


「…オハヨ」

「……おはよう」


とりあえず目を開けたのだから、挨拶してみる。

しかしこの場には相応しなかったのか、

相手からの返事は少し気が抜けていた。


イマイチ、現状が理解できてません。


分かるのは、一定のリズムの電子音。

辺り中を包んでいる白。

せわしく走り回る人たち。

全身から繋がれた管。


あれ、こんなこと前もどこかで…?


「…そっか」


サイレン。

揺れる地面。

繋がれた管。

心配そうな貴方の顔。


ついに理解。

理解したくなかったかもしれない。

でもしたものはした。

私の中からも、感じられる。


終わりが近付いていること。


目を閉じると、色々なことが蘇ってくる。

幼い頃に感じたこと。

小学校での楽しかった思い出。

中学校での幸せだった日々。

そして、隣に居てくれた貴方。


「…今まで、楽しかったよ、私」

「過去形じゃ、ないだろ」


わざとらしく否定する貴方に、私は笑顔を向けた。

何でだろう。

悲しいはずなのに、悲しい顔できない。

嬉しいのかな。


分からない。

不思議。

最後が見えてくると、心ってここまでも穏やか。


 ピッ  ピッ ピッ


もう一度電子音に耳を傾ける。

少しずつ崩れ始めた秩序が、私自身にも感じられる。

全てを吸い込んで、全部吐き出しちゃいたい。

深く、深呼吸をする。

途端、締め付けられるような胸。


「んっ!ゴホっ…かは……っ」

「!!」


「患者、呼吸に乱れ!」

「直ぐに酸素マスク」


忙しそうな、世界。

こんなに落ち着いてる、当人。


そうか。

全てが私を中心に回っているからだ。

周りに居るものほど大きく廻る。


「秀ちゃん…」

「あんまり喋るな!」

「お願い…最期に」

「サイゴとか、言うな!!」


感情の昂りからか、怒鳴り散らす貴方。

病人を興奮させないで下さい、と止められていたけれど。



  ピッ  ピッ  ピッ



さっきから私を落ち着かせる、この不思議な音。

少しずつ速さは緩まってきて、余計落ち着いてくる。


「今はまた安定しましたが油断できませんよ」


言われて、口に何かを付けられた。

これが俗に言う酸素マスクですか。

少々、邪魔ですけどね。


「…ちょいとすいませんね」

「っ!勝手に外さないで…」

「勝手に付けないで」


お医者様に歯向かう私。

この根性は昔から変わらず。


それに、分かるんだ。

こんなことしたって、終わりは変わらないってこと。


「ね、秀ちゃん」

「…なんだ」

「私の、名前呼んで」


握られた手に力が篭もる。

動揺が見られます。


「そうしたら、私はもう思い残すことないよ」

「駄目だ!お前はまだ…」

「お願い」

「……」


それ以上は、向こうも何も言わなくなった。

涙を溜めて、眉を顰めて。



  ピッ   ピッ   ピッ



出来れば、貴方とずっと走り続けて居たかったけれど。

だけど、なんか苦しいし。



  ピッ    ピッ    ピッ



楽しかったけど、ちょっとだけ疲れちゃった。



「お願い、シュウイチロウ」



「―――…っ」







  ピ―――――――………







   * * *







 貴方が私の名前を呼んだとき。

 私は漸く無に還れると思うんだ。




  だから、その後のことは何も知らない。




  ******




これは日記での名前変換なしの夢小説ですから。
名前を読んでしまったら、ゲームオーバー、ってことで。
そんなカラクリなわけです。
名前変換なしでこのお題って難しいなーと思って。
そのうちにふと浮かんだのがこれって訳。

書きたいこと色々あったのに。
なんか、イメージ浮かんでても書いてくうちに忘れちゃう。がぁん。
でもまあ、大体のことは入れたはず。(はずかよ…)

某氏とメールで「人が死んだらどこへ行く〜」という話をしてて、
なんか私の考えてたラインと言われた言葉が同じ内容で焦った。運命感ずる。(何)
そんな理由でメールでの内容が微妙に組み込まれてます。

実はこれ『走り続けて』の続編だとかいうと苦情でそうなので
違うことにしておこう。そして黙っておこう。(大公開です、稲瀬さん)


まあ、そんなわけで夢百題はついにコンプリートです!
明日からはCPものでABCでやろうかな。
それとも少し休憩するかな。
分かんない。明日の気分による。


今まで有り難う御座いました。



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