|
|
■■■
■■
■ 見えない未来。6<<考える。
+++
ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++
***** アル方から、 叱咤激励(だと思うんだけど。都合のよい解釈???汗) のメェルを頂きました。 ありがとうございます。 ここをみていらっしゃるかわかりませんが、 とりあへず、この場をかりて。 お礼。
今日の日記の内容は、 せっかく叱咤激励してくださったのに、 さらに憤慨される内容なのかもしれません。 でも、 頂いたメェルの内容を、 無碍に思考に加えなかったとかではなく、 頂いた言葉に同意するとか、否定するとか、 そういうことではなくて、
アタシのなかにきちんと入っています。 頂いた言葉をかみ締めています。 *****
| | | |
アタシは自分を、 とても自分勝手だと思う。 旦那様からの愛情を、不変であるものと思い込み、 たとへそれが『恋愛感情』でなくとも、 根底にはアタシへの愛情が不変であるものと信じて。 いや、そんな都合のいい言い方かな。 やはり、思い込んでいて。 その場に安心をして、だけど不満で、 不満からくる切なさや悲しさから逃げて、 面倒なことを見ないようにして、 自分にとって楽しい、気が楽な方にばかり目を向けて、 『カレ』への『コイゴコロ』に浮かれて。 『カレラ』というぬるま湯につかりきって、 自分の中の二つの現実を かみあわないことが解っていながら持ち続けてきてたんだ。
そして、 ぬるま湯のほうの現実が、 薄れて目の前から消えていくことを寂しがり、 根底にある現実が崩れそうなものであることを 頭のどこかでわかっていながらも寂しがり、 片方が消えていくことを惜しんで、 そちらにばかり感情を向けていて。 消える「期間」に目を向けて。 そして消えてしまったあと、 足元をみたら、 残っているはずだと思っていたもうひとつの現実は、 うっすらと外側の枠だけを残して、 中身はひび割れた部分から流れ出ていたんだ。
跡形はのこっているけれど、 それはまだ形はあるけれど、 あるのかもしれないと、 わかっていながら、 見ないようにしてきた部分から、 どんどん中身は流れ出ていってしまったんだ。
手元に残った現実がひとつになって、 はじめてそのことに気がつく。 あるかもしれない、と予測だった傷口は、 よくみてみるとやはり現実のもので、 そして考えていたよりもそれはひどくて、 それをやっと認識して初めて、 中身のない現実にやさしくなれるなんて。 こわれないように、動けなくなるなんて。
手探りで傷の大きさをたしかめる。 それがイマサラ埋まるものなのかはわからない。 埋められるものならば埋めたいとおもう。 満ちるものなら中身を満たしたいとも思う。 イマサラのように、 流れ出ることを見てこなかったくせに、 中身を注ごうとする。 傷口は開いたままなのに。 注いでも、流れ出るだけなのに。
もう、 アタシ一人の力では 傷口は埋められない。
アタシはそんな現実の上に存在してる。 動けば、壊れそうで、うごけないままでいる。 だけど。 このまま動かないでいても、 中身のない現実が、 枠しかない現実が、 カラカラに乾ききってしまったら、 『アタシ』の重みだけで、崩れてしまうんだろう。 壊れてしまうんだろう。 粉々に。
残った枠が乾ききる前に、 傷口を埋める努力をしてみようか? それはアタシ一人では無理だから、 協力を頼もうか。 その現実を一緒に構成していたはずの、 アタシのアイシタヒトに。 旦那様に。 アナタに。
アタシは治したいんだ。 アナタはどうしたい?
アナタの中にできた、 新しい現実には、 アタシの居場所がないんだけど、 新しく出来た現実を置いて、 それを捨ててもいいから、 この崩れそうな現実を治すのを、 手伝ってくれはしないだろうか?
いや、 伺いを立てるために、 アタシがこの場を動いたら、 今あるものは壊れてしまうかもしれない。 ただ、 その破片を取り込みながら、 新しい現実を、 アナタが作るのを手伝ってくれるというなら、 それでいい。 アタシは崩れた破片の、 鋭くとがった部分を、 新しい現実を作るときに傷つかないように、 丸く削って優しく手渡すから。
それとも、 中身のない現実の上で、 気づかないフリをしてじっとしていれば、 傷口は埋まっていくのだろうか? アナタの中にできた 新しい現実が、 壊れるのを待てばいいのだろうか? 壊れることはないかもしれないけれど。
馬鹿なオンナではいたくない。 幸せになるために生きていたい。 耐えることが美徳だというなら、 アタシは褒められなくてもいい。 いつ崩れるかわからないものの上で、 不意に崩れて落下するくらいなら、 自らの手で壊して、 そこから新しいものを作るほうがいいのかもしれない。 いつ崩れるかわからないものだけど、 もしかしたら崩れないのかもしれないと、 淡い期待を夢見ていたほうが幸せなのか。 傷口を知ってしまったあとに、 認識してしまった後に、 そんな夢の世界にはいれるだろうか?
アイツが。 よっちゃんが。 アタシの崩れそうな現実を悲しんでくれる。 アタシが望むのならば、 その現実が癒えていくことを願ってくれる。 でも、 もしも壊れてしまうものなら、 壊してしまうものなら、
『こっちにこい』
という。 アイツのなかの現実に、 アタシを取り込みたいという。
アリガトウ。 だけど、 もし、今あるものが崩れたとしても、 もし、アナタとの新しい現実さへつくれなかったとしても、 だからって、 そっちには行けないんだ。 行きたくないんだ。
違う意味で、アイツを愛している。 でもこれは、 恋愛感情ではなくて、 友愛でしかない。 かぎりなく特別な友愛。 大切だから、なくしたくないから、 アイツの現実には一緒にいれない。 隣で見ているだけでいい。 アイツの現実を。
違う現実が待っているから、 だから今の現実が壊れてもいい、なんて、 おもっているわけじゃない。
もし、 アタシとアナタの現実がナクナッても、 しばらくは『誰か』との現実は欲しくない。 アタシだけのものでいい。 アタシと子供だけのものでいい。
・・・ そう思うくせに、 実際動こうとする勇気が足りない。 そして曖昧で矛盾だらけの思考回路。
もう手遅れなのか、 まだ間に合うのか、
向き合わないと、結局は見失うと わかってるのだけど。
2003年07月21日(月)
|
|
|