ブツブツ独り言
昼のテレビ番組で芸人が推していた映画を見てみた。 おばあさんにおじいさんが本を読み聞かせる内容で それは初恋の恋愛小説のような話だった。 映画を見ているうちにわかってきたが おばあさんは認知症を患い、 小説を読み聞かせるとたまに症状が治り少しだけ我に帰った。 その老人二人は夫婦であり、小説は過去の自分たちの恋愛話で その思い出を映像化したものだった。 大金持ちのお嬢様と貧乏な青年で身分が違うために 絶対に結ばれることのない恋愛だった。 設定としてはありがちだが、その映像化された恋愛を見ていると 初恋らしい甘酸っぱさや激しさが羨ましかった。
おばあさんの認知症は治ることはないのだろうけど たまに我に帰った時におじいさんの深い愛情を感じていた。 それらを含めなんとも切ないシーンがたびたび出てきた。
俺も遠くない将来、似たような状態になるかもしれないし そう思うと今のうちに出来ることはやっておかないと 間際になって後悔するだろうな!
oyazy
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