ブツブツ独り言
虫って、種類によってはメチャクチャ淡泊・・・。
春だけど、まだまだ虫は少ないここなので、 1匹を見つけるとしばらく観察をしているしかない(笑) 当然写真を撮るために見ているわけだが、今日も1匹見つけた。 テントウムシ系のも甲虫類。 ここではマイナーな虫である。 1枚の葉の上でウロウロしていた虫(仮に太郎と呼ぼう)のそばに もう1匹(仮に花子と呼ぼう)が飛んできた・・・。 なんだか、おもしろくなりそうな予感(爆)
花子に驚いた太郎は、少したじろぎながらも花子を歓迎していた。 縄張りを侵された太郎は怒って当然だが、この時期に花子は必要だ。 種を守るためには縄張りなどと言ってられない。 一方花子も縄張りを侵略したリスクを承知で太郎の元に飛んできたわけで、 花子も太郎と全く同じ本能を持ち合わせている。
太郎と花子は少し距離を保っていたが、数秒後どちらともなく近づき、 いわゆる交尾を開始した。 でも、二人には愛情はないはず・・・。 ところが花子が太郎の上に覆い被さるではないか・・・???。 俺は太郎と花子を全く逆に考えていたらしい・・・。 最初にいた太郎が雌で、花子が雄だったのだ・・・。 それは交尾に至った段階でしか判断できなかった。 もっとその行為を覗こうと、いや、観察しようともっと近づいたが もう離れてやがんの・・・。(あいつら、照れたのかな?(爆)) で、サッサと別の方向へ飛んで行ってしまった・・・。 それはないんじゃない? たったそれだけかい? 夫婦として暮らさないの? 別れのキスは? せめて挨拶くらい・・・。
などと、草むらで蚊やブヨにさされながら、考えてる俺って・・(爆) でも、そんな風に考えながら観察し、写真を撮っていることが たまらなく楽しいし、とにかくおもしろい。 こういうことが好きだった昆虫学者がいたけど(名前は???)、 その人の気持ちが少しだけわかるような気がする。 虫たちの行動はほんとうに驚きの世界だらけ。
ミクロ傑視体は、今日も ほふく前進! (笑)
今日の主役の 「太郎」と「花子」 (笑)
oyazy
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