ブツブツ独り言
今は普通に使われている医療器具のレーザーメスだが、 その歴史は浅く、開発されてからまだ26年しか経っていない。 当時、開発には小さな町工場の技術者4名とレーザーメスの開発を望んでいた 大きな病院の医師が携わっていた!! 町工場の技術者達は、少ない開発費用と設備に苦労しながら レザーの特性を生かすために試行錯誤を繰り返し、第1号機を完成させた。 それを病院に持ち込み、医師によって実用できるかを判断してもらった。 しかし、そうそううまくはいかず、何度かの失敗を繰り返し、また、町工場の倒産など 医療器具と認定されるまでに8年の歳月を要した。
当時のメスでは不可能とされていた脳外科の手術には、レーザーメスが必要であると 唱えていた医師は、この技術者達が作ったレーザーメスで悪性の脳腫瘍の患者の 手術を行い、見事成功させたのだった(患者は北海道の女の子だった)。 まだ医療器具として認定されていなかったレーザーメスを手術に使った この医師の探求心(治せない病気も治せるはずだという医者としての使命)、 給料もろくにもらえないのに、開発するぞ!!という技術者達の職人魂に 普段あまり感動しない俺が、ちょっと熱くなってしまった。
手術には必要不可欠なレーザーメスの開発までの歴史を知り、 いつになくスラスラと日記が書けたoyazyでした(爆)。
oyazy
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