久しぶりに、高校の友人らと飲んだ。
あまりに久々で楽しくて飲みすぎて
次の日の休日を無駄なものにしたことは忘れたいぐらい（苦笑）
↑コレもかなり久々だったのだけど。


その時にふと聞かれた。
「つけてる香水ってENVY？」


そう、コレは私の中では仕事用の香り。
とはいっても、逆に休日には付け忘れるぐらい疎い方だから
「今日も仕事するぞ〜」という勢いづけの意味の香りになるかもしれない。
いつもつけているものの、
香水の名前を聞かれたのも、
ましてや当てられたことも初めてで、
そこにどういう意味があるかまでは考えずに言ってしまった。


「そうだよー、よく分かったね」


今思えば「香り」というのは一番記憶に残るっていうじゃない。
だけど思いつかなかったんだよね、あの時の私は。


「うん、だって元カレが同じのつけてたから」


・・・。
・・・。
ソウイウコト、ヨネ。


振り返ると。
私の数少ない恋愛の中では
香水を常につけている男の人っていなかったんだよね。
だからよく聞く「消えない記憶の中の香り」っていうのは
実はよく分からない。
・・・けど、アレは香水じゃないけど
すごく深いところに染みたのは
1年半ぐらい前に久々にあった先輩から借りたパーカーのニオイ。
大学時代に同じように借りた時と同じニオイがしたっけ。
あれは、ガクさんのニオイなんだと思う。
抱きしめられた時と同じニオイ。


普段は忘れてしまって、その香りについては説明は出来ないけど
もし同じニオイをしている人がいたら
たちまち思い出してしまうものなのだろうか？