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付き合って今年で9年目になる、私とヨウ。
2年同棲後3年前より遠距離恋愛・・・戸惑う毎日です。

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→ 微熱の中で。 2004年02月04日(水)

時々、何かの拍子でフト思い出すことがあった。
それはどうやっても忘れられないことで、
だけど、どうしてそういう結果になってしまったのか
実はよく分かってないから反省も出来ないことで。

ただ、本当に自分は酷いコトをキミに言ってしまったのは事実。

とはいえ、
まさか、あんなに突然別れがやってくるなんて
本当におもっていなかった私には
それを事実だと受け止めるまで時間がかかった気がする。
電話で優しい言葉をかけてもらって
ズタズタになりそうだった自分の心を
その言葉たちでなんとか立て直した事が
つい数日前のことだったから、尚更。

“もう付き合えない”と突き放されてからも
何度かメールを送っては
思い直して欲しい、と訴えたけれど
一度としてその返事は返って来ず
自分も思い出さないように、と
もらったメールに、アドレス、電話番号、住所・・・
キミを思い出す全てモノを消して
忘れようと努力したんだけどね、
そう努力している時点で、「忘れてはいない」んだ、私。

正直、電話番号はいつもアドレスからで
覚えていなかったんだけど
メールアドレスだけは頭のどこかにあった。
キミがアドレスを変えてない限り
届くハズのメールアドレス。


何度も何度も伝えたい言葉があった。
ちゃんと聞きたい事もあった。
でも、怖かった。
アドレスを変えてしまって
もう二度とキミにアクセス出来ない事を知るコトも
例え送信できたとしても
なんのリアクションも返ってこない事を考えるコトも。
逆にブラックリストに加わっているのではないか、と
最悪な方向までも考えている自分がいた。

そうしているうちに2年の月日が経った。
・・・それでも私はキミのアドレスを忘れられなかった。
単純なアダナとキミの誕生日を綴ったアドレス。



キッカケなんて何もなかった。
あるとすれば、
1週間以上も続いていた微熱にやられてただけ、かもしれない。

きっと私のアドレスも抹消されているキミの端末に
わざと名前も書かずにメールを出した。
・・・いつもなら送信ボタンを押せずに
消してしまうキミへのメールは
いろんな心配を他所に「送信終了」の文字を残した。

ただ、当然のように
なんの返事もやってこない私の電話。
それは1時間経っても、5時間経っても。

私はここでなんとなく
キミへの思いを少し消化出来た気がした。
返事が来ないのが、返事。
もしくは、誰からかのメールかもわからずに
気味の悪いイタメルだと流れたのかもしれない、
でもそれもある意味、返事。
・・・それでも、良かった。

一方的に切り離された縁を
自分の中で断ち切れずにいたのだから。
出したくても出せない、と燻っていた自分の言葉を
全てじゃないにしてもキミに届けられたのだから。



夜。
会社の同僚のコが自分を心配するメールをくれた。
「お体大丈夫ですか?」そんな言葉が体に染み渡った。
風邪が治っていく感覚というより、
その頃にはキミへの思いが浄化されていく感覚で
体調までも良くなっていった気がした。
「明日は出社するから」由のメールを返信して
まもなく、手の中にあったピッチがメール着信を知らせた。
同僚のコからの早い返信かとウキウキ画面を覗くと
“キャオ?”というタイトルと
ずっと忘れられなかったアドレスの、キミからのメール。

嬉しさよりも、中を見る怖さが先に立つも
後からそれは自分の被害妄想だったと思い知らされる。
「機種変して、アドレス登録してなかったんだけど
キャオだよね?すごい久しぶり!」
・・・ビックリした。
いろいろと悩んだ自分が嘘だったみたいに
最後は「またメールしてね」で締められている。



また、繋がったね。
それだけで、嬉しいや。




だけど、前みたいに甘えないね。
近くに行き過ぎるとぶつかるんだから、私たちって。
私から見たキミは本当に憧れで
パワフルな人だけど、頼って泣き言ばっかりで
そのくせキミの言葉には噛み付いてばっかりで
そんなヤツとは付き合ってられない、と
またキミを失わないようにしたいから。

キミの方が年下なのに、
私はいつも救われていたよ。
今度は時々で、いい。
そのパワーを分けて下さい。








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こちらには一言ヨロシク



このコとは自分は近い、似てる、なんて気持ちが
ついついその距離感を勘違いしてしまう自分。

どんなに似ていても、感覚が近くても
良い意味でキミは他人なんだよね。
生まれた場所も、育った環境も、今ある状況も
全て違う私とキミ。
共感できても「全てが同じなわけじゃない」
こんな当たり前のことがわからなくなるぐらい、
あの時は精神的にもヤバかったんだ、と
こんな時でも言い訳してしまう自分はまだまだ子供だ。

まるで何も無かったかのように
「幸せに過ごしてる?」って聞いてくれたキミの言葉に
すごくすごく幸せな気持ちになれたよ。


ありがとう。
大好きだよ。



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