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日記、掲示板のいずれかのキリ番を踏まれた方で
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past will
思いきり。
午前中から動こうって思ってたのに、 ついつい人の体温の心地よさとあまりの疲労のために 布団から出ることが出来なくて。
歩き慣れない未知の土地を走らせて ヨウと二人彼がプレゼントしてくれるという冷蔵庫を求めて行く。 他、いろいろと買い足して、彼のリクエストで決まった牛タンのディナーを終え まだまだ段ボールの山が積まれた部屋へ二人で帰る。
信号待ち、ふと気付く。
「実は、ご飯食べて車に乗ったあたりから、ダメだった」
ヨウは溢れて止まらない涙を拭きながら言う。 私は笑って「ホラ、運転してるんだから!」と言うしかなかった。
そう、今日ヨウは一人で帰る。 私は一人、ここに残る。 ・・・遠距離恋愛ってヤツなのだから。
部屋に帰ってからも、彼の涙は止まらなかった。 そして、不思議と自分は泣かなかった。 「なんか、寂しくて」と呟く彼を抱きしめて、 まるで母親になったかのように、優しく包んであげようと思った。
「帰ってもキャオがいないと思うと、涙が出る」
「大丈夫、電話もするし、またすぐ会えるじゃん」
何度こんな会話を交わしただろう。 決してヨウのことを男のクセに、とは思わなかった。 自分と離れることに関して素直に悲しく思ってくれる彼を ただ、ただ、愛しく思えてしょうがなかった。
同時に、「私は本当に一人引っ越してしまって良かったのだろうか」と 今までも何度も自問自答してきた答えのでないループにはまりそうになってた。 ・・・今更そんなことを思ってもしょうがないのに。
明日仕事の彼は、19時半にはここを出発しなければいけない。 まだ帰ってからも仕事をしなきゃいけないと言っていた。 それでも、ギリギリまで一緒にいてくれた。
さすがに、彼の車のテールランプが小さくなって行くにつれて 私の視界もぼやけてしょうがなかった。
第一歩がスタート。
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