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past will
→ 過去の話。〜忘年会 |
2000年08月08日(火) |
大学もそろそろ休みに入る。 グループ演習だったHP作りのプレゼンも終了。 その日は忘年会も兼ねたクラスの飲み会があった。 そして同じ日にサークルの忘年会も重なる。 欲張りな私は最初にクラスへ、その後サークルへと足を運ぶ。
クラスの忘年会はハイテンションだ。 飲み放題のプランのせいもあり、アルコールの出回る量がハード。 私もつい飲み過ぎる。そして、そのハイテンションの輪に入ってしまっていた。 気付くとキス大会になっていて、女のコ同志やら友達同志やらでキスし放題(笑) もち、私も例外にもれずとなりの女の子やらと軽めのキスでハシャぐ。 男の子は照れてか、頬へのキスのみで女子にブーイングを浴びてるし(苦笑) 異様なテンションだったよな。 プレゼンも終わっての開放感とかもあったと思うけど。
途中、サークルの忘年会へ移動の為抜ける。 その時に同じく帰る、というクラスのタっちゃんを車で送っていく。 (飲酒運転禁止!!(苦笑)) なんだろうなぁ。酔ってたからなぁ。 「さっきどうしてキスしてくれなかったのよぉ」なんて絡んでたし、自分。 そんな酔っ払いを優しく抱き寄せてくれるタっちゃんに身を任せちゃうし。 「してもいいの?」と言った所は町中だったけど、そのままキス。 タっちゃんにはラブラブの彼女がいたし、 私が彼を好きだったかと言えばNOだし アルコールの力って恐ろしいわねぇ・・・(苦笑) って、たぶん私に次の予定が無ければその先もアリだったかもしれないし 彼とはそれだけで、その後も全く変わり無く当然友達で、 タっちゃんも彼女とラブラブで。
車に乗り込んだ時に、大学1年の時に告白された奥部くんがいる事に気付く。 彼は車で来てないし、なによりみんなと一緒に二次会に行ってるはずだったのに、と 不思議に思ってると「これ忘れ物だから」と包みを渡される。 助手席に座ってるタっちゃんは何が起きたのか分かってない様子。 「ああ、ありがとう」と受け取ったものの、絶対私のモノじゃないってわかってた。 でも「私のじゃないよ」と何も知らないタっちゃんの前で突っ返せない自分がいて受け取る。 そして奥部くんにバイバイとだけ告げて車を出す。 「何?」「さっきの飲み屋に忘れてきた物みたい。届けてくれたんでしょう」って言う。 「そうかぁ」タっちゃんはそれっきり彼の事は聞かなかった。 そのかわり私のどうしようもない片思いの話を聞いてくれた。 「タっちゃんの彼女がうらやましいよ。そんなに思われててさ」とか愚痴まじりで。
私は彼を家まで送ってからサークルのメンバーが集まる部長宅へ行く。 忘年会って言ってたくせにみんな全然アルコール入ってなくて 私だけハイテンションなまま飛び込んじゃったカンジで、マイった。 先輩もいた。ハナちゃんはいなかった。 でも私と先輩は隣りに座る事なく、二人だけで話す事もなく。 二人になれたのは、私が先輩を送っていく時だけだった。 それだって「カオリちゃん、送っていってよ」っていわれただけで。 他に車で来てた先輩もいたけど「男の車よりは女の子の方の車がいい」とかいう言い訳で 私の車を選んだ、という形になっていたし。・・・そういうことはウマイんだ、先輩。
車の中でもほとんど会話が無かった。 部長の家から先輩の家までもそんなに遠くなかったし。 家の前にはすぐ着いてしまう。 でも先輩はすぐ降りずに「24日空いてるよ」と言った。 ・・・クリスマス。 でも彼女は?私を誘ったらマズイんじゃない? また私の悪い癖が出た。素直に「会おう」って私も言えばいいのに「だって・・・彼女は?」って。 余計な事ばかり。先輩はその質問には答えず車を降りる。
結局。クリスマスは誘われたのか、そうでなかったか。謎なまま。 クリスマス・イヴまであと5日。 開けないでそのまま返したほうが良かったのかもしれない。 忘年会帰りに渡された奥部くんからの包みの中は、かわいいオルゴールだった。 どうみても高価そうで、私がもらう理由はどこにも見つからなかった。 メッセージカードには「メリークリスマス」と。 有り難かったけど。今の私には貴方を受け入れる余裕は全く無かったんです。 そしてそんなプレゼントをもらっておいてはいけない、とすぐ思って。 かといって、学校で会うチャンスは来年まで無いし・・・と送り返す事にする。 「ごめんなさい。受け取れません」と。
クラスの男友達から電話が来る。 「お前、奥部からプレゼント受け取ったのか!?」って怒り口調。 どうやら彼は奥部くんから 「カオリちゃんにプレゼント渡した」と聞いたらしい。 で、彼・ケンジは私の話を全部知ってるので、 「好きでもないやつからプレゼント受けとるのか?」って そういうふうに思ったらしいのだ。 ええ、ケンジの言い分はもっとも。 私だってあのシチュエーションじゃなきゃもらってないよ! 私もその時の話しをして 「でも、もらう理由が無いから送り返したよ」って言ったら 「なんだ、ビックリしたよ。何バカなコトやってんだよ、と思ったから」と ホンキで心配したらしい口調で言う。 ケンジは口は悪いけど、結局私の事を考えてくれるいい友達だ。 奥部くんの件を彼は両サイドから話を聞いてるらしい(苦笑) スマンね、面倒な事に巻き込んじゃって。
本当に奥部くんには悪いけど、 何度告白されても「ごめんなさい」としか言えません。 大学1年のちょうど今ごろ、 同じように断ったはずなのに彼も私のように引きずってるんでしょう。 その気持ちよくわかるけど・・・私もよく分かってる事があって。 私の気持ちが彼に動く事はない、ってコト。 それを伝えても私を追ってくれるのは・・・やっぱり私と同じ理由からなの? 壁がある恋は、誰でも加熱してしまうものなのでしょうか??
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