michiyonのしあわせ探し
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先日、友達と話をしていて、彼女の言った言葉が とても心に残った。
イヤなことをされた相手のことって、その時はすごく傷ついて ちょっと恨みに思ったりもするけど 時間がたつと忘れてしまっている。
でも、ある時 偶然その人に会ってしまったり
その人のことが話題にあがったりすると
その時に感じたイヤな思いが どこからともなく よみがえってくる…
そんなことがあったことさえ普段は全く忘れているのに すごく不思議だと…
私にも同じような経験があるので 彼女の気持ちはとてもよくわかった。
つまり 心のどこかにつけられた傷は一生消えることはない というなんだと思う。
人の心を傷つけるっていうことは こういうことなんだな… と その時しみじみと感じた。
体の傷は 完治すれば 全くわからなくなってしまうこともある。
でも、心の傷は 決して消えることはない。
だからこそ 人の心を傷つけるようなことは
一番してはいけないことなんだと思う。
よく思いが通じるっていうけれど
それはいいことばかりとは限らないのかもしれない。
誰かに傷つけられて 意識はしていなくても
決して消えることはない その人を許せないという気持ち…
そんな気持ちがたくさん集まったとしたら…
それは もしかしたら 目にみえない力となって その人にふりかかるのかもしれない。
「人につらい思いをさせると 必ずそれが自分にかえってくる」
と 母がよく言っていた。 だから人を傷つけるようなことをしてはいけないと。
それは もしかしたら そういうことなのかな… とも思えてくる。
世の中には ときおり とても説明のできないことが起こるけれど
そう考えると 何となく理解できる。
できることなら そういう目に見えない力は いいことに働いてほしい。
”情けは人のためならず”
情けをかけても人のためにはならない…
そんなふうに このことわざを間違って理解している人も多いらしいが
本当の意味は…
- 人に情けをかけるのは 決してその人のためだけじゃなく 自分のため。 周りまわって その情けが 自分に返ってくるから ということ。
だ〜れも見ていないと思っても やっぱり神様はちゃんと見てるのかな。
不思議なことだけど いいことも 悪いことも 自分がしたことは
いつか必ず 自分に戻ってくる
世の中は 一見とても不平等に見えるけれど
ほんとは すごく平等なのかもしれない。
ある程度 人には定められた運命というものがあるけれど
それをどう生きるか…
出会った人とどう接するのか…
そんな些細なことで 運命の半分は 自分が作りだしてしまうのかもしれない。
若いうちは なかなか気づきにくいことかもしれないけれど
ある程度 歳を重ねて いろんな人を見たり いろんなことを経験したりしていると
目にみえない力は 確かに存在しているような気がしてくる。
その力に 運命を狂わされるのではなく
運命を切り開いてもらえるような生き方がしたいと願ってしまう。
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