窓のそと(Diary by 久野那美)

→タイトル一覧  過去へ← →未来へ

2001年05月20日(日) 2回目  

私はあんまり社交的な方じゃないので定期的に同じひとに会って話こんだりすることはあんまりないんだけれど、初めて会ったひとと4時間・5時間、(時々一晩)話すことは、わりとよくある。その時間の中で、「こんなことを他人に話したのは初めて。」と言われたことも言ったことも何回かある。そうやって交わした言葉は何年たっても色あせないまま、私の中でどんどん新しい意味を重ねていく。そのままほとんど会うこともなくなってしまったひともたくさんいるし、何年もたって、全く思いもかけないところで全然違う形で再会するひとも意外とたくさんいる。

経験的に。ひとって、初対面だから話さないとか、つきあいが長いから話すとかいうものじゃないと思ってる。何を話すか、いつ話すか、誰と話すかということは、タイミングの問題だ。つまり運と縁の問題だ。運と縁を楽しむのが人生の最大の贅沢だと思ってるので、ついつい誰かと誰かが初めて出会った時の話ばっかり私は作ってしまう。だっておもしろいし、そこでは時間がとっても贅沢に流れているような気がするから。

こういうとなぜか誤解されるんだけど、別に2回、3回と会いたくない訳じゃない。
何回会っても、いつも、初めて会ったときのようなあんな贅沢な時間がもてればいい。
ただ、もしもそれができないなら2回目はいらないと思うことは、よくある。


→タイトル一覧 過去へ← →未来へ


↑投票機能がついてるようです。よろしければ・・ ・・・My追加
日記作者へのメールホームゲストブック日記以外の作品