2009年07月03日(金) |
SJのミナケンとキムキミの記事
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スキージャーナルのミナケンとキムキミの記事を読んだだろうか? 皆川は、記事の中でジャパンシリーズに出場した感想を述べている。日本のトップといえども、必要以上に軸を長めにとった滑りをし、その結果、スキーを足元においてコントロールすることができなくなっていることを指摘している。簡単に言うと、基本から外れた滑りをしていると。それではスキーの性能を引き出せないし世界で戦えないと。 木村は、ターンの基本を内プルークと外プルークの完ぺきなデモンストレーションで示している。基本が分からない人、スキーに乗らされている人は、木村の記事を穴があくほど読んだ方がいい。それぞれのプルークの導入とその違い、ターンへの発展を段階を追って丁寧に説明しているから。これこそ基本である。なぜ、外腰に乗らないと次のターンが始まらないのか、俺みたいな阿呆が説明するのと比べものにならないほどわかりやすく説明している。やっぱり、餅は餅屋だ。 二人の記事は基本の大切さを示しているが、じゃあ、その基本の根本てなんだ?っていうと、スキーが落下しているんだから身体だって一緒に落下しなきゃダメでしょ!ってこと。それを、身体の部位をどう使うかということを考えるときに、行き着く先は、皆川も木村も、そして俺サマも(笑)、同じなんだなということが確認できて良かった。 ちなみに、来季用のミズノ・ウェアのカタログの表紙は、WCトップのコステリッチ兄と技術選トップの井山Kだ。このコステリッチと井山のシルエットの違いが、皆川が言う世界と日本の違いをそのまま現しているような気がしてならない。日本のトップスキーヤーをつかまえて失礼な言い方になるが、井山はカッコ悪くヘタクソに見える。世界で日本人が活躍することのできないサムシングがたった一対の写真の対比に凝縮されていると思っている。ぜひ、来季のミズノ・ウェアもよろしく。…ん?!
【Referer】
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