治療の進み具合とその結果によっては、今日の日を迎えることも難しいのかなぁ…と考えたこともあった。
42年前、母の身体から俺は切り離され、一人の人間としての活動が始まった。
42年後の今日この日は、一生の間のある一日に過ぎないし、年齢を重ねてからの誕生日は、すでに特別な日でもなんでもなくなっている。
でも、今年のこの日は、本当に迎えられるのかどうか分からなかった。
いま、生きている。
別に、長生きしたからどうとかって言うつもりはない。
ただ、節目の日を迎えて、周りのすべての人に感謝を込めて、おめでとう、俺。
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