今日から寛解導入失敗のリカバリーとして、再寛解導入のための抗がん剤投与開始。
今回は、
CAG療法という、『多剤化学療法のような強力な大量療法が行えず、また、骨髄、末梢血、臍帯血による造血幹細胞移植のできない患者に対して行う寛解導入療法』が行われる。
俺のような『骨髄異形成症候群(MDS)から移行した急性骨髄性白血病(MDS/AML)のように造血能力が著しく劣る白血病患者』に対して行われる『いわば最後の手段』なんだそうだ。
薬剤は薄目なので、副作用は少ないらしい。
実際には、一日3本の皮下注射が2週間続くという注射好きなあなたならきっと泣いて喜ぶ内容だ。
俺は、基本、注射嫌い。
とは言いつつ、入院以来、血液検査や麻酔、マルクやらなんだらで、この身体に刺した針は数百本に及ぶ。
ちなみに、ドクターは、化学療法2週目から2週間の夏休みに入るらしい。
血液内科のドクターは、24時間年中無休で、唯一休みが取れるのが今回だけなんだって。本当に大変だ!
化学療法始まると、シャワー禁止&個室軟禁が始まるので、最後のシャワーしてきて、10Fの廊下や食堂をプラプラしてきた。
次に外の空気を吸えるのは約1ヶ月後。
またまたサナギになるわけだ。今度は羽化できるかな?
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