2004年12月24日(金) |
申し訳ないけれど、『恵みの雪』と呼ばせて欲しい
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スキー場関連の構造不況は定着し、多くのお客様を見込めなくなって久しい。体力のないところは、閉鎖・廃業を余儀なくされている。そこに追い討ちをかけるかのように集中豪雨・台風・地震の災害があって、さらに遅い初雪・暖冬少雪による営業日数の減少。
確かに、十数年前のバブル経済期は異常だった。みんなが浮かれていた。受け入れる側も『稼げるだけ稼ぐ』という、そんな気持ちを隠し切れないでいた。
そして、そんな浮世からは、多くの時間が過ぎ去ってしまった。
さて、まとまった雪が降り、奥只見丸山で滑走可能となった。ようやく新潟県らしい冬景色となった。仮設住宅で暮らす被災者をはじめ、我々被災地に住む者にとって、歓迎すべきことではない・・・という思いもあるが、敢えて、『恵みの雪』と呼ばせて欲しい。
スキー場へ出かけましょう。
【Referer】
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