2004年10月21日(木) |
そこには、ノマー・ガルシアパーラの姿はなかった。
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まさに劇的な勝利だった。敵地、ヤンキースタジアム(ルースの建てた家)で、レッドソックスは打ち勝ったのだ。
「最高の気分だ。我々は、誰も成し遂げたことがない特別なことをやったんだ。ヤンキースは強いチーム。今日そのチームを倒したんだ。」
「バンビーノの呪いを吹き飛ばしたかった。」
「3連敗してボストンに戻った時、車を走らせていたら、マニーが映った看板に『信じ続けろ!』と書いてあった。それで考えたんだ。オレたちがどれだけ厳しい道のりを乗り越えてきたかってことを。」
もしも、・・・である。勝利の瞬間に永年レッドソックスでプレーしてきたノマーがそこにいたなら、どんな喜びの表現をしただろう。いつものにように、ちょっとだけ、はにかんだ笑顔を浮かべたのだろうか。
86年ぶりのワールドチャンピオンへ向け、あと4勝である。
【Referer】
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