覚悟を決めて病院に出かけたんだけど、なんだか拍子抜けだった。検査部のシステム障害が出たために、9時半の予約なのに、診察室に入ったのは11時半。
検査結果はあまり悪くないという主治医。
『痛いのは嫌ですよね〜。』
「はい・・・。」
『じゃあ、また数値が下がってきたらということで。』
「へ?・・・ぁ。はい。」
(こ、骨髄検査、もう一回するんじゃなかったの?)
「骨髄、採らなくてもいいんですか?」
『ぁぁ。なんだかあまり気が乗っていなかったようなので、いいですよ。痛いですもんね〜。今回は回復の数値が示されているし。前回、あまりに急激に落ちていたので、私もびっくりしたんですがね〜。』
確かに、過去の記憶となってはいるが、麻酔掛けられても痛かった。この一ヶ月間、再度、アレをやられるかと思い、無意識に採取のシミュレーションを繰返していた。
とりあえず、憂鬱の原因となっていた骨髄検査は見送られることになった。
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ところで、新潟駅地下の書店で手にとった『裏のハローワーク』という本、立ち読みでは勿体無さ過ぎて買ってしまった。とさつ業者、廃棄処理員、治験バイト・・・などの仕事をしている人にインタビューして、知っているようで知らない世界を解説してくれている。本屋さんで見かけたらお勧め。
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