中学の授業に必要だというアルト笛。私が使い、弟が使い、妹が使ったブツが現存している。高一♀は、その古い笛を使わず、他所から譲り受けた笛を使っていたんだが、中一♂は、果敢にも、骨董品に挑戦することにした(・・・というより、彼の場合、物への拘りは、全くない。)。
今朝、その笛を見ていた妻が、
『ぁ。ここ、割れている。』
と、笛の一番下部のパーツを指差した。
「演奏には影響ないところだよね。」
『そんなこといったら、かわいそうでしょ。高一♀の使っていた笛の方がいいよ。』
「でも、なんで割れたんだろう?」
古い笛だから、壊れていても不思議ではない。所詮、プラスチックだし。
「わかった!前に喧嘩したときに投げたんだろう?そのときに壊れたんだよ。」
『私、投げていません!(`へ´)フンッ。そうやって、すぐにヒトのせいにする。ったく、いっつも、いっつも!』
・・・冗談だよ、冗談。
しかし、冗談は通じなかった。以後、無視されつづけている。
【Referer】
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