前いた会社の上司から電話があった。とても懐かしい声だ。
あの頃は、清貧(極貧が正しい。)な生活で、妻と上の娘と3人でのアパート暮らしだった。訪ねてきた妻の友人が『シンプル』と表現する何もモノがない住まい。100Kに満たない給料でなんとか生活してた。ルーキーなので、帰宅時間は日付が変わってから。週に1日あるかどうかの休暇日は、疲れ果てて動けなくて。お金も無かったので、どこかへ連れて行ってあげることもできなかった。
仕事に厳しい、顔が怖い、声がでかい上司だった。バリバリの富山弁で。将来に夢を描くことを学んだ。直近に具体目標を作らされた。同室にいた兵隊20数名全員が慕っていた。 クソ忙しい中、週に一回、必ず全員集まっての勉強会を課せられた。上司の号令なければ、こんなことは普通無理だろう。知識を整理して、再び戦場へ。その繰り返しだった。やりがいあったなぁ。
あの頃の仲間と話す機会はほとんどない。
また、あいつらと理屈を捏ねてぇなぁ〜〜〜。
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