前日とは打って変わって、晴天の下で行われたSL。
アユミがやってくれた。2位にトータルで2秒差をつける快勝。技術の違いを見せつけた。普通にやれば勝てるんだ。やったね。おめでとう。前日に大泣きしただけのことはある。でも、今後はもっと大人になって、ゲームを楽しむ余裕が欲しい。みんなから注目されている選手なんだから。
前日7位のマナミは、2本目にいい感じのアタックを見せて8位。2種目の全中出場を決めた。やったね。おめでとう。1年生としては上出来なんじゃないかな。1本目は、ポールを過ぎてから板が横に成りがちだったが、2本目は、違った。上手く身体を下に落としこみ、ポールに絡んでいく。スタートから見てて、本当に上手くなったなぁと思った。これから、この上のランクで戦っていくためには、ローテーションを起こさないための筋力アップが絶対必要。身長もあるし、謙虚にトレーニングを積み重ねれば、将来オオバケする可能性もある。
マリは、一本目22位。ローテーションで板が踏めてないお嬢様滑り。そして、2本目は、いつもの内足右ターンの失敗でコケた。ケツが落ちてるあのポジション、どうにかならないものか。今の滑りを進化させていっても先が知れている。徹底的な技術改革が必要だ。それと、スキーに取り組む姿勢が付け焼刃なのが気にかかる。何のためにアルペン競技を志しているのか、自分自身で問い詰めて欲しい。今のマリには落ち込んで泣いている余裕はないはず。レース後に 泣いてもいい資格 をもらうためには、もっと練習が必要だ。
イッコウは、一本目、練習と違う闘争心がスタートしてから見て取れたんだけど、ポール際で板を回してしまったためにカタハン。滑り自体は、男子の中で戦うためにはあまりにも幼稚、滑り込み不足。本当に勝ちたいと思うなら、集中した練習を積み重ねなければならない。それにしても、誰がイッコウの気持ちを奮い立たせることができるというのだろう?ご両親には、仕事で忙しいのかもしれないが、中体連の大会だけは見に来て欲しかったな。
そして、、、
中学3年生でレースから去る選手が今年もたくさんいた。たしかにアルペン競技は、経済的に精神的に負担がかかる種目だ。でも、せっかくここまでやってきたのに、そんなに簡単に辞めちゃっていいの?小学校時代にそれなりの成績を残している選手でさえ、中学生で辞めてしまう。チビだった選手たちが成長していくことが密かな楽しみなのに、みんなどんどん辞めていく。せめて、一緒に酒飲んで騒げるまで続けてくれよ。
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2003県中学スキー <回転>
▽男子 (1)鈴木雄一郎(六日町) 1分28秒39(43秒91、44秒48) (2)渡辺(新潟黒埼) 1分28秒90(44秒59、44秒31) (3)鶴渕(湯沢) 1分29秒02(44秒29、44秒73) (4)高橋(松之山) (5)霜鳥(町立妙高) (6)近藤(新井) (7)金沢(十日町水沢) (8)原沢(塩沢) (9)浅井(入広瀬) (10)熊倉(新発田猿橋)
▽女子 (1)金子あゆみ(小千谷) 1分36秒42(48秒78、47秒64) (2)小野塚(塩沢) 1分38秒33(49秒31、49秒02) (3)新保(小千谷千田) 1分38秒37(49秒87、48秒50) (4)風間(広神) (5)高橋(松之山) (6)水吉(新潟山潟) (7)目黒(入広瀬) (8)佐藤(長岡南) (9)酒井(湯沢) (10)藤ノ木(津南) (男女とも標高差141メートル、旗門数は男子が1、2回目とも43、女子は1回目47、2回目50)
☆2003 全中への道 GSの結果 SLの結果 まなみん、7位!全中決める。 アユミ、雪辱のV
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