2002年12月18日(水) |
離れているだけに余計なことを考えてしまう。
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ナオキからの電話で客観的な状況がわかった。多分、6年生のときの津南ジュニアのような事故だったんだろうな。技術的な欠陥は、明らかだ。頭の傾き(多分、中に傾き過ぎ。)、胸の向き(多分、外に向き過ぎ。)が不適切で、腰の位置がズレている(多分、内に寄りすぎて後ろに残ってる。)ために、外足が外れていたんだろう。ポジションがこんなふうにずれていると、トップ部に新雪が絡みついたりした場合、スキーコントロールは不可能になる。
帰ってきて、もしも滑走が可能な状態なのであれば、プルークでポジションのチェックをさせたい。基本は、前後左右の真中に重心を持ってくること。それをスピードを速めたり回転弧を深くするにつれて、どんどん前にいくようにしなければならない。後藤さんから教わったターン後半時に胸を谷に向けたままエッジを緩めるという感覚を試させてみたい。
一番悔しい思いをしてるのは、本人。でも、アホな父も同じくらい悔しい思いをしてる。
普通の選手の場合、活動できるのは、せいぜい中高の6年間である。高校卒業後も選手を続けるためには、大学へ進むより他にないのが現状だ。しかも、大学で競技を続けられるのは、スポーツ推薦で進学した場合のみであるといってもいい。仮に一般入試で進学するとなると、高校3年時の冬季に競技をすることはほぼ不可能である(・・・となると、実質5年の競技生活になる。)。自分自身、高校2年のシーズンで辞めた。
それだけに、中高6年間の一年一年がとても大事である。にもかかわらず、中一の昨シーズンは、予選直前の手首骨折で棒に振った。
起きてしまった事は仕方ないのだが、どうか軽傷であって欲しい。
・・・などと、一人勝手に考えてしまう。
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