家出少女を8か月間軟禁、売春させた古物商ら逮捕
家出少女を約8か月間、マンションに軟禁したうえ、ホテルで売春させていたとして、大阪府警は7日までに、大阪市東淀川区東中島、古物商三浦孝行容疑者(44)と同市内の無職少年(17)を児童福祉法違反容疑で逮捕した。客は約800人にのぼり、府警はこのうち身元を特定できた大阪府総務部課長補佐(48)ら33人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検した。
調べによると、三浦容疑者は昨年11月、知人が出会い系サイトで誘い出した家出中の徳島県内の少女(17)を少年のマンションに軟禁。テレホンクラブを通じて誘った客を相手に、1人1万5000円でみだらな行為をさせた疑い。少年が監視役として一緒に生活し、「朝8時起床、9時始業」「客は1日6人以上」などとノルマを強要。少女には1日500円の食事代以外は与えず、ホテルに行く際も常に見張っていた。(読売新聞)
記事によれば、 15,000×800=12,000,000(円)・・・総売上 15,000×6=90,000(円/日)・・・1日当たりの売上げ 800÷6=133(日)・・・推定営業日数
この少女は、昨年11月から今年7月にかけ、売春行為を強要させられていたということである。足掛け9ヶ月なので、約8ヶ月として240日。 また、推定営業日数は、133日なので、 240÷133=1.80・・・・・・ 2日に1日以上、客を取らされていたことになる。
さらに生理日には客を取らなかったということを想定した場合、生理期間を7日間と仮定すると、 7×8=56(日) (240−56)÷133=1.38・・・・・・ 毎日のノルマを必ず達成できていたかどうかは不明であるが、1週間のうち5日は、客を取らされていたことになる。
なおかつ少女に渡されたのは、1日当たり500円の食事代のみ。まるで奴隷である。こんな犯罪がずっと放っておかれたのは、どうしてなんだろう?家族は、必死に探していたに違いない。少女は、逃げ出したくても逃げ出せず、恐怖に怯えていたに違いない。
気になるのは、客の書類送検である。800人の記録が残っているのに、33人しか判明しなかったというのか。発表をしたのは、捜査を打ち切ったということなのだろうか?再発防止のためにも捜査の続行をして欲しい。
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