お正月からずっと、もう家族みたいに過ごしてる。 彼から時折出る、結婚…という単語に私は戸惑う。 あまり早急に事が進むのが怖い。
酔いながら抱かれ、私は彼の耳元で「バラ鞭欲しいな…それで攻めて」って、オネダリした。 以前の御主人さまや紀尾井さんみたいな本格的なサディストではないけれど、私好みのS加減。
晩御飯なにしよっかって、スーパーのカートを押しながら、私を覗き込む視線の暖かさに、私はびっくりして涙ぐみそうになる。
そんなアイシテル光線、私は飛び込むのが怖いんだ。 この期に及んで…。 意気地無し!
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