ちょっと心ときめくお兄さんがいる。
9歳年下だったKENよりもまだうんと若い。
昨日、ひょんな事からこの彼のバイクの後ろに乗る事になった。 彼のバイクは私の憧れの車種。
前傾姿勢で乗る大型なのでポジションはきついけど、その分密着できて嬉しい。 そう親しくもない間柄の男女なのに、公衆の面前で堂々と身体を密着できるバイクって不思議。
アイドリングの重低音を響かせながら、私が跨がるのを待つ彼。
ドキドキする。
スリリングだし嬉しいし。 減速で更に身体が密着する。彼の背中と私の胸。 彼の足と私の太腿の内側も
二人とも装備ばっちりなんで、残念ながら脊椎パッド入りのジャケットで感触は硬いけど。
こんな幸せいいのかな。 このまま時が止まれば…と思うくらい、至福のひととき。 見上げれば満月。
宝物みたいな時間。
素晴らしいご褒美だった。
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