self@体温

2005年03月10日(木) こんな女は嫌だ


道の向こうは皇居あたりの靖国通り某地点で 待ち合わせ
車でいらっしゃる紀尾井さんに拾ってもらう

あ、きたきた

車を寄せて 私を見つけるや相好を崩す紀尾井さん

・・・と、そこに彼の携帯着信

仕事のお話みたいで、私は近寄るのを控える

それにしても良い車だなァ 渋いんだけど強い主張

四輪に余り興味はないけれど、昔からこの車に乗る男に縁がある
オートバイも作ってる独逸の
ホイールから内装から 金かかってっどーオラァ仕様
うへえええええ
紀尾井さんはレースにも出られるくらい四輪がお好きなようで
何台も お車をお持ちだ

電話終わられたので、私は車に乗り込む 

会いたかったよ・・・!! と熱い目で私を見つめる
先ほどまでの仕事顔と全く違う表情

私も。と微笑むオイラ ブアァックション!←われ花粉症

コーヒーでも飲もうか、と車を走らせながら弾む会話

由織チャソこんな華奢な身体で、ほんっとにハーレー乗ってんの?

え、ええ。。。でも、ハーレーん中では細身でちっこいやつ
紀尾井さんも車ばっかじゃなくバイク乗りましょうよ!バイク!

そっかぁ、俺も大型、昔乗ってたんだよ。じゃあ由織に合わせて
金翼(by本田)でも買うかなぁ・・・。

ぐはっ 金翼(註:ホントは横文字の車種名で会話してます)っすかー?!

なんて話してる最中も、何度か仕事のお電話が入る

仕事顔→でれでれ顔→仕事顔→でれでれ・・・と
忙しいことの上ない紀尾井さんである

普段の会話も なかなか馬が合って楽しいんだけど
いかんせん 彼はあまりにも意のままになる男性で物足りないくらい



久しぶりにお会いして もう私を喰べたくて仕方ないのに
一生懸命理性フィルターかけて 私の話に相槌を打ったりされてる様は
少年のようで愛らしい
その社会的地位や年齢的な余裕なんか どっかいっちゃってて
0.5秒 私の首筋や脚に 視線が飛ぶのを私は見逃さない

由織には何々が似合いそうだ 
俺はそんな由織が見たいな
たくさんプレゼントさせておくれ
自分の色に 染められていく由織を見るのは楽しい
海外旅行も連れていってあげよう
どこがいい?
国内で温泉もいいね


ありがとうございます。
お気持ちだけ。

男性からそういった形で愛情を受けるのは 以前の私に逆行して
しまいますし・・・もうよいの、自分で買うし、自分で行くから
その方がうんと気持ちいいのも私は知っている

そりゃ嬉しいけど・・・。マジ逆行っちゅーか退行しちゃうからイヤン
なの、そーゆーの。
(けれど男性のこういった申し出や好意をプライド傷つけずに断る
のって、結構大変なのもわかっちゃいるが)


脚フェチの紀尾井さんは、殊の外私の脚がお気に入りのようで
つくづく眺められると

美しいものには・・・やはり夢中になってしまうな


と、呟く


舐めるなり 齧るなり 蝋をたらすなり
紀尾井さんのお好きに使ってくださいませ
私で愉しんでください・・・。



悩殺!


糸冬 了 
   

御主人様と真逆の位置にいる紀尾井さん

だからこそ 私には嬉しい



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