2002年06月12日(水) |
芸術鑑賞日はつづく。 |
えらく肌寒く、でも過ごし易い1日だった。
やっと観に行けた!!友人お勧めの、『アメリ』。 新宿の映画館へ一人、黄昏ながら向かってみた。 小さいホールは満席で立ち見だったけど、 今日は女性ディで千円だし、ガマンガマン。 なんというか、立ち見でも全然観た甲斐があったというか。
可愛くって可笑しくって、おとぎ話のような感覚すら沸いた。 悪戯や作戦のありえない話の運びにすら、夢中になってしまった。 凄いよアメリの飛んだ妄想!こんな人がそばに居たら面白くて大変よ!!
この時期に、この映画に出会えたことに、感謝しようと思うのだが。 外との繋がりを恐れていたアメリと、 外との繋がりの喜びを知るアメリの、 ちょっとズレてるけど真直ぐな気持ち。 『人生とは何てシンプルで優しいことだろう‥‥』 この言葉にアメリの映画の全てが見えたような気がした。 私は自分を慰めて貰ったような気がしたよ。情けないけど。 「扉を開けていいのよ」って…。
フランス映画の雰囲気にも背中を押されて、珍しくパンフを購入。 だってパンフもずっと飾っておけるぐらいアートな可愛さなんだもの!!うふふ。
その後、下北で友達と待ち合わせてライブハウスへ。 昨日もライブで連ちゃんだったのだけど。 今日はいつものごひいきバンドで、癒しの魔法をいつものごとくかけられり。 彼らは今日は、ヤサグレていた(謎)多分いろんなもんぶつけてた、ライブに。 だから思わずこっちも病んだ顔付きで体を揺らしてしまったんだよ(謎) 久々に観ながら飲んだカルーアが美味しかった。 今日は、対バンのどれもがとても魂から成るバンドで、 いいものいっぱい観た気がした。 というか観た。うん、サイコ−。 でももっともっと今日はイケたぞ。 お勧めのサッカー見どころと、お勧めの濃い映画を、 各々通なメンバーから教わりながら帰った。 楽しかった。 こんなに無心で楽しめた一日も珍しかった。 会いたい人に会って話したかったことを言う。 なんて大事な心の天秤でしょうね。 眠たいけどまだまだ遊び足りない、 もっと笑ってもっと満たされていたい日だった。
もっともっと上を目指そう。そう、この欲が続けばいい。
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