鍵をかけない部屋
見てしまうのですね。。。

2002年05月21日(火) ひとり。

あっという間に時間がすぎる。
ビルから見下ろす夜景は、とんでもなく綺麗だ。
周りの人はみんな、余裕を持ち、
私もようやく余裕が出て、
いろんな人と顔なじみになって、楽しんでいる。


今までいつも、私はひとりになろうとしたけど。

居場所を見付けてしまったら、離れられなくなるでしょう?

すぐ抜けだせる距離を私はいつも保ってたんです。
なんて淋しい人間かしら!!
でも、抜けられない苦しみを、何度も味わって怖くなってしまったから。
でも最近ちょっと変わり出した。


「全部受け止めてみちゃえよ」


自分に壁を作る事で、どのくらい損をするかがわかったから。
あれは卒業式。
卒業式の日に初めて喋った人が、かなりいた。なんて勿体無いことをしたんだと思った。
後悔することほど、怖いものはないんじゃないの?

いらないものは「いらない」って言えばいいや。
その変わり欲しいものは全力で追いかけようよ。
辛かったら、誰かに話せばいい。
周りにはちゃんと、誰かいるから。

ひとりだと思ってたけど、ずっとひとりで生きてく、それがいいんだと思っていたけど、
そんな事思ったら、ひとりになりたくなくてもなってしまう人に叱られるよね。

ものを与えられているのに、心の空虚を持つ人は凄く多くて。
普通の幸せも忘れている。
普通普通って、何も普通なんかじゃないのに。
凄いことなのに。
私もまた、誰かとの他愛もない話しをすれば、そんな事コロっと忘れる。
幸せが普通な、私になる。


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